アンジャッシュはネタで不仲を演じているのか、本当に不仲なのかよくわからない芸人コンビです。

総じて、お笑い芸人コンビは仲がいいのか悪いのか、親友だと近すぎるし、ましてや家族ではないし、かといってビジネスパートナーというには遠すぎるという、付かず離れずの微妙な関係であることが多いですよね(その背景を想像しながらネタを見ると、またこれがじわじわと笑けて来て酒が旨くなるのですが(笑)

今回は、いろんな噂のあるアンジャッシュについて特集しました。渡部さんと佐々木希さんとの結婚式の祝辞で児嶋さんがやらかした話など、じわじわ系エピソードがありましたのでご紹介します。そして、本当は仲良しなんじゃないか?という不仲嘘だった説についても検証です。

アンジャッシュ不仲を番組内で暴露!収入格差と児嶋の嫉妬→和解、一緒に頑張ろう

アンジャッシュのケンカさいこうだったし、
もお、アンジャッシュメインの1時間って
感じでほんまに満足
たのしすぎた✨
2人の絡みが好き
渡部さん、ゴシップ3兄弟さん、スペシャル
サポーター頑張ってください♪♪
児嶋さん来週出ないやん(笑) pic.twitter.com/r8wLBfrYJF

— かなみん** (@watabeloooove) 2017年6月18日

アンジャッシュのコンビ内格差は、以前から噂されていて、不仲も事実だったようです。2017年2月に放送されたバラエティ番組では、本人らの口から不仲が告白されています。堂々と番組で発表してしまうところからも分かるように、今ではその不仲も2人の中では”笑い話”として昇華されているのでしょう(笑)

渡部健(44)がMCをしている日曜9:00の「行列のできる法律相談所」の裏番組に出演していた相方の児嶋一哉(44)に対し「相方がMCをしている番組の裏に出るなんて信じられない」などと、不義理だといって愚痴をこぼしていた。同番組では、コンビの不仲説は「本当だ」とも語られていて、ネットでは賑わいを見せている。

渡部さん的には「相方が司会をしている裏番組に平気で出るなんて許せない」という感覚だったようです。ただし、これについては渡部さんが細かいなぁという印象もぬぐえません。だってこの2人、ピンでの活動のギャラはコンビで割らない、という決めごとをしているんですよ?(笑)

だったら、「仕事は取ってきた者勝ち」になっちゃいますよね。「自分が上手く仕事をする邪魔をするな、お前は仕事を取るな、でもギャラは分けないぞ」というのはちょっと傲慢な感じがします。

でも、仲が悪かったからこそいいネタが作れたというのも事実だそうで。喧嘩芸は、”芸”ではなく、仲が悪いから本当にお互いムカついているのだそうです(笑)リアルなコントになるわけです。コントを利用して、日ごろのムカつきを発散しているのかもしれません。

2人の不仲説について渡部は「ガチで仲悪いです」と告白し、「仲良くある必要もないと思っているんです。(番組のトークで言い争いをしているのは)ケンカ芸みたいに見えるかもしれないですけど、本気でむかついている」と持論を展開。それどころか、「(仲が良くなかったからこそ)良いネタができたのかもしれない」と振り返った。

アンジャッシュ不仲エピソード①|児嶋は渡部を結婚式に招待しなかった「親族だけで開くから」→実はスタッフら100人以上招待!あえて渡部を呼ばなかった

「結婚式に呼ばない」というのは、本格的に仲が悪いということを基礎づけていますよね(笑)児嶋さんの結婚式は、2011年9月の話ですから、まだ2人の中にわだかまりがあった時期です。やはり児嶋さんは、渡部さんのことが嫌いだったんでしょうね。

仕事としての付き合いはするけど、プライベートなところには来てほしくない、って言っているようなものですもんね。

児嶋は2011年9月に、15年間交際した元タレントの女性と結婚。当時、結婚するという話を聞いた渡部は、児嶋のために感動のスピーチまで考え始めていたという。しかし、児嶋からは「申し訳ないけど、結婚式は身内だけでやろうと思う」と告げられ、渡部は残念ながら出席できなかったそうだ。

ところが後日、番組のスタッフから「児嶋さんの結婚式に行ってきましたよ」「結構人が来ていて、賑やかでした」との話を聞き、渡部は「俺は児嶋にとって、大切な人ベスト100位にも入らないのかよ」とショック。実際のところは身内だけ…どころか、スタッフや友人など約100人の招待者がいたという。

アンジャッシュ不仲エピソード②|渡部の結婚式で児嶋が渾身のスピーチ!←渡部「一気に冷めた」と酷評。児嶋「これは笑えない」

2017年11月20日のしゃべくり007に、アンジャッシュの2人が登場。企画としては、過去のスベリを謝罪しに来たというものでしたが(笑)話の中で、渡部さんの結婚式の話に言及が。児嶋さんは、渡部さんの結婚式でスピーチを担当1ヶ月前から一生懸命考えてきたのだそうですが、その児嶋さんのスピーチが渡部さんのお気に召さなかったようで、すったもんだのやり取りがありました。

その本番のスピーチで児嶋は、渡部をたっぷり持ち上げたあと最後に「渡部をこの世界に誘ったのはこの俺です。俺に感謝しろ」とオチをつけたとのこと。しかし渡部は「すごいガッカリした」「一気に気持ちが冷めた」とこれを酷評

というのも渡部には、相方のスピーチたるもの、言ったことがないことや今の思いをダイレクトにぶつけるものという認識があったそうで、それに反して児嶋のスピーチは、過去にバラエティ番組などで散々使ってきた定番の流れだったというのだ。

散々な言われように児嶋も「お前ふざけんじゃねえよ」とツッコんでいたが、渡部から「これマジ! 今のはイジリじゃない。マジで嫌だった」と言われ沈黙。

この番組、私もリアルタイムで観ていたのですけど、微妙というかあんまり笑えなかったですね。結婚式での友人スピーチって、準備にも時間かかるし、緊張して精神もすり減るし、色んなエネルギーが吸い取られるものですよね。

それを考えると、面倒なことなのに引き受けてくれたという感謝の気持ちを持った方がいいよなぁと思うのです。

それを感謝の言葉を一言も言わずに、むしろスピーチの内容にケチをつけ始めるなんて、ちょっと引きました。少なくとも、この話題の時の芸人さんたちのやり取りは、”お笑い”にはなってなかったと思います。児嶋さんをいつものイジリで盛り上げていたのかもしれないのですが、正直、学校の弱い者いじめを思い出して、少し不愉快でした。

そして、児嶋さんが集中攻撃を受けたあとに「いやいや、これは笑えないです」とコメントしていて、なんか、さすがにちょっとどうかなという気持ちになってしまいました。バラエティ番組って笑うために見ているので、こういう雰囲気はあんまり好きじゃないですね。

自分が正義だと思って、自分が常識人だと思って、自分が正しいと思って、それに適合していない人を攻撃する人こそ、一番の悪者だと私は考えています。

アンジャッシュのコンビ内収入格差を詳しく掘り下げる!

先程少しふれたように、アンジャッシュではピン活動のギャラはコンビ内で割らないようにしています。それは、渡部さんがピンで売れ出した頃(そしてそれは児嶋さんが「児嶋だよ」でブレイクするの時期)のことです。

渡部建(アンジャッシュ)は、ピンでの活動が非常に目立っていた。バラエティ番組への単独出演の他にもラジオのDJとしても活躍、テレビ番組でコンビ揃っての姿を見ることはほとんど無かった。アンジャッシュの所属会社ではピンでの仕事をしていても、コンビ間でギャラの格差は無いのが通例だった。

だが数年前から“渡部の希望”で、「ピンでの仕事のギャラは本人に支払われること」になったというのだ。“渡部はピンを狙っている”と、周囲も児嶋も推測していたらしい。

当時は、渡部さんだけがガンガンにピンで売れていましたから、取り分が減ってしまうのが嫌だったのですかね。相方に経済的にぶら下がられるのが嫌だ、と。

でも、児嶋さんは「自分には渡部がいないとダメ」という意識があるので、受け入れたのでしょう。嫌いと言いつつ、なんだかんだでお互いの実力を信頼し合っているんですよね、この2人。

諸々の事情があって、アンジャッシュの2人の収入格差は大きいことで有名です。そりゃあれだけ売れている人と、それほど売れていない人では、収入に格差ができてしまうのも当然です。

現在は、児嶋さんもいじられキャラとして売れていて、ある程度は格差も縮まったでしょうが、それでも司会業も多々任せられることのある渡部さんとの間には、埋まらない格差が残っていると思われます。

「収入格差はいくら?」という質問も飛び出し、児嶋も相方の給料が「気になる」と興味津々。そして、耳打ちでお互いの給料を告白することに。はじめに児嶋が伝えると、渡部は思っていたよりも低かったようで「いや、お前ウソだろ」と驚き、児嶋は「ホントなんだって。こういうときもあるってことを知っておいてくれ」と訴えた。

続いて渡部が、「先月ね」と言って最新月給を告白すると、児嶋は「うわあー!」とその金額に絶叫。2016年12月に放送された渡部が司会を務めたフジテレビ系音楽特番『2016 FNS歌謡祭』のギャラが気になると話していた児嶋は、「FNS!」と叫んだ。

コンビとしての結束を再確認する2人

しかし、芸能界は日本で一番、競争が激しい業界ではないでしょうか。蔑ろにされることが多かった”若手芸人”も、よくよく見てみると、現在活躍している芸人よりも圧倒的に実力がある人もたくさんいます。ボーっとしていたら、あっという間にイスを盗られてしまいます。コンビで喧嘩している場合ではありません。

最近、渡部と児嶋は2人だけで、久しぶりに飲みながら腹を割って話し合ったという。“ここで頑張らないと上には行けずに、周りに飲み込まれてしまう”という危機感で一致し、「コンビで力をあわせていこう」と誓い合ったそうだ。

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