「あまちゃん」で一躍大ブレイクを果たして、テレビ界でひっぱりだこだったはずの能年玲奈さんですが、ぶっちゃけ最近見なくなりました。
女優としてかなり実力もあり、容姿端麗。なぜ消えたのかよく分かりません。所属していた事務所との関係性が上手く築けずに、やっていけなくなったとの噂もありますが、本当でしょうか?
また、ある日突然「能年玲奈」から「のん」に改名しますという発表がありましたが、これが関係しているのでしょうか。色々と調べてみました。
目次
能年玲奈はなぜ本名を使えないのか?なぜ改名したのか
「能年玲奈」は本名です。本名をそのまま芸名として使って活動されていましたが、2016年に「のん」への改名を発表しました。
「能年玲奈」としてかなり名前が売れていたので、ここでわざわざ改名して「のん」に変えられても、あまりピンとこないな…と思った記憶のある視聴者の方々も多いはずです。
実は、所属していた事務所レプロと上手くいかなくて、「能年玲奈」の名前は事務所が持っているものだから、「『能年玲奈』を芸名として使用するときは許可が必要」といわれてしまったようなのです。これにより、本名での自由な芸能活動ができなくなってしまいました。
ただ、能年玲奈は本名なので、さすがにこれは法的に争ったりすればどうにか戦える可能性もあったらしいのですが、能年玲奈さん本人は「事務所と争いたくない」気持ち、「一刻も早く芸能活動に専念して仕事をしていきたい」気持ちが強かったのだろうと思います。
本名の「能年玲奈」を捨てて「のん」に改名し、前向きに仕事を頑張っていくことにしました。
能年玲奈はなぜ消えたのか
「あまちゃん」で「じぇじぇじぇ」のセリフが流行ったのは2012~2013年頃です。2013年には流行語大賞も受賞しています。
その後、2014年に「世にも奇妙な物語'14春の特別編 『空想少女』」、映画「ホットロード」「海月姫」への出演を最後に、ほとんとテレビでは見なくなってしまいました。
朝ドラのヒロインクラスの女優が、いきなりテレビから消えることはそうそうありません。どんな事情があったのでしょうか。
引退理由について
「じぇじぇじぇ」の大活躍から一転、ほとんどテレビで見ない状況になってしまったことから、能年玲奈さんが引退してしまったと思っている視聴者も多くいるようです。
結論から言うと「のん」の名前で現在もバリバリ活躍中で、引退していません。
最近だと、さかなクンの半生を描いた映画「さかなのこ(2022年)」で主演に抜擢されています。また、中国で化粧品のCMにも出ていて、かなりの知名度と人気を持っています。
映画主演やCM出演をしているくらいなので、全然引退していません。
消えた理由①所属事務所レプロと上手くいってなかった
能年玲奈さんは「レプロエンタテインメント」という大手の芸能事務所に所属していました。
レプロは非常に有名な事務所で、真木よう子さん・菊地亜美さん・ユージさん等々、活躍している芸能人が多く所属しています。またレプロは芸能界の中でも特に厳しい事務所としても有名だったりします。
能年玲奈さんは、事務所レプロとの関係があまりよくなかったといわれています。
理由までは分かりませんが、能年玲奈さんのやりたい仕事と、事務所がやらせたい仕事が噛み合っていなかったようで、度々いざこざがあったといわれています。
事務所と仲良くできないと仕事が貰えないというのは、芸能界あるあるかもしれません。
例えば、能年玲奈さんには映画「進撃の巨人」の出演オファーが来ていたものの、事務所が勝手に断ったことがあったとのこと。能年玲奈さん本人は前のめりで快諾していたのにも関わらずです。
また、噂レベルにはなりますが、ブレイクしたのにも関わらず、ブレイク後の給料は5万円。現場に通う交通費だけで底を尽きてしまうくらいの貧困状態だったとされています。
大企業でいう、追い出し部屋みたいな状況に追いやられています。
消えた理由②個人事務所を勝手に立ち上げたから
こういった状況もあって、能年玲奈さんは個人事務所を設立しました。大手芸能事務所に所属しつつ、個人事務所を設立すること自体は業界慣習上、別に問題はありません。
しかし、能年玲奈さんはレプロに話を通さずに、個人事務所を設立してしまったそうなのです。
もし事前にちゃんと相談したとしても、どうせ止められてひと悶着起きていた気がしなくはないので、能年玲奈さんの気持ちはわからなくはないです。
これによりレプロ側が怒ってしまい、仕事が無くなったといわれています。
「勝手に個人事務所を設立した」といっても、給料が5万円だったり本名が使えなくなっていたり…かなり劣悪な労働環境といっても過言ではないように思います。
そんな環境から抜け出すために移籍をしようとしたところ、「こんなに育ててあげたのに」「恩知らず」的な反応を事務所側から受けてしまった、というのが本当のところな気がします。
消えた理由③事務所の圧力があったのではないか
能年玲奈さんが独立した後も、出演オファーはかなりあったそうです。綺麗な容姿と抜群の演技力。女優としての実力はやはりあったのでしょう。
しかし、出演オファーを快諾すると途端に「申し訳ないが無かったことにして欲しい」と後から断られてしまうことが多発したそうです。
噂レベルにはなりますが、どうやら「能年玲奈さんが出演する番組にレプロ所属のタレントを出演させることはできない」といった話が、レプロから番組キャスティングサイドへ伝えられたそうです。
さすがにレプロは大手芸能事務所なので、レプロのタレントが一切使えなくなってしまうと番組側も困ります。
この話が嘘か本当かはわかりませんが、ここまでされてしまうと、いくら本人に実力や人気があったとしても、業界で仕事を継続することは困難です。
消えた理由④本名を使えないから活躍ぶりが見えなくなった
また、消えたとされている理由に「のん」への改名も理由として挙げられると思います。一時期は、事務所トラブルでテレビ露出自体がほぼなくなりましたが、現在は回復してきています。
それにも関わらず未だに「消えた」と言われているのは、元々ブレイクした「能年玲奈」名義ではなく、「のん」として様々な作品に出演しているため、視聴者が活躍を認識できなくなったからではないでしょうか。
実際、映画の主演を演じたりCM出演もしているのに、同時に「消えた」とも言われているのは、不思議な状況でもあります。
消えた理由⑤宗教に入って洗脳されたから
一時期、能年玲奈さんには「洗脳」報道が流れました。演技指導・振付担当だった「滝沢充子」さんという方に洗脳されているという内容の記事が出たことがあります。
事務所トラブルがあって独立を選んだタレントさんって、その後必ず洗脳報道が出ませんか…?中島知子さんとか。気のせいかもしれませんが…。
滝沢充子さんは、別名「生ごみ先生」と呼ばれていました。誹謗中傷しているわけではなくて、滝沢充子さんは能年玲奈さんに対して、「女優をやらないなんて、生ごみよ」と発言したことがあったからです。
発破かけるつもりで言っただけだと思うんですが、「生ごみ」というワードが強烈だったため、そこを切り取られてしまいました。
滝沢充子さんと手を繋いで歩いている姿も目撃されていて、これはかなり信頼している関係性にあることが分かります。
これにより、「"生ごみ先生"なる謎の人物、滝沢充子さんに能年玲奈さんが洗脳されてそそのかされて、事務所を独立する騒動を起こしてしまった」という印象を世間に与えました。
真相は闇の中です。
ちなみに、この件について能年玲奈さんの母親はインタビューで「ありえないですよ。『絶対に玲奈は洗脳されへんし。支配されるの嫌いやもん』って言ってました」とコメントしています。
消えた理由⑥結婚したから
結婚したから芸能活動を自粛しているのではないか?という噂もありますが、能年玲奈さんは未婚の独身です。結婚していません。
1993年生まれで年齢的に30代に入って結婚適齢期であることから、こういった噂が出るようになったのではないかと考えられます。
能年玲奈の現在。実は復活済みで「2年先までほぼ休みなし」
現在、能年玲奈さんは広告クライアント延べ55社、28社が継続中です。某大手広告業の大企業からは相手にされていないそうで、全部直取引で契約しています。
テレビ・広告業界と一概にいっても、内部で働く人々には様々な利害関係があります。
大手芸能事務所との関係を上手く持たないと続けていけない部署もあれば、売れて利益が出せれば誰がやっても何でもよいと考えている部署もあります。
上述してきた諸々のにらみが効いてるところと、全く効いていないところがあるのでよく見極めて、入り込めるスペースを狙って、仕事をねじ込んでこなしているようです。
独立当初は、番組企画のオファーがあっても後から立ち消えになってしまったことが多発していましたが、現在ではそもそも地上波関連のオファー自体が来なくなってしまったそうです。
そうであればと、ネット上の媒体「ネットフリックス」「Amazonプライム」「U-NEXT」に活動場所を移して、オンラインメディアでの活動を開拓しました。ネット関連メディアからは多数の声がけがあり、新規案件も多数あるそうです。
広告クライアントが現在でもたくさんあることからわかるように、世間では「消えた」とか言われていますが、バリバリに仕事をこなしており、稼ぎもかなり多いはずです。
ずっと売れていて、2年先までほぼ休みがないくらいだそうです。
能年玲奈を救った人物はジャニーズ新会社社長候補
一時期全く仕事が無くなってしまった能年玲奈さんですが、ここまで復活できた影には、超敏腕コンサル・福田淳さんの存在が大きいです。
福田淳さんは、能年玲奈さんのエージェントをしているコンサルティング会社「スピーディ」の社長で、最近では新会社となった元ジャニーズの新社長候補として名前が挙がっている人物です。
福田淳さんはソニーグループに所属し、映画業界でキャリアを積み重ねて20年、2017年に起業して現在の会社を設立しました。
2015年末頃に能年玲奈さんとの接点が出来、事務所との契約内容や置かれている状況を聞いて驚愕します。自身の正義感からも、能年玲奈さんに起こっていることは許せないと感じたそうです。
そこから、福田淳さんの敏腕マネジメントのおかげで、様々な仕事を獲得し、今に至ります。
能年玲奈さんがスピーディ社に所属しているわけではなくて、能年玲奈さんの個人事務所とスピーディ社がマネジメント契約を結ぶ形で一緒に仕事をする形態をとっているそうです。
過去の経験を踏まえて「いつ不当な契約を突き付けられるか分からないから、大人は信じないで」と、自分に対しても能年玲奈さんがフェアな関係でいられるように、会社同士の契約にしているとのこと。福田淳さんって本当にすごい方ですね。
映画「さかなのこ」では「第46回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞」を獲得していますし、アニメ映画「この世界の片隅に」にも出演しています。
広告クライアント獲得も、福田淳さんの営業あってこその結果だと思います。