フットボールアワーの岩尾望さんといえば、頭頂部の薄毛を笑いに変えるスタイルで知られています。
お辞儀をするたびに、相方の後藤さんから「はげとるやないか」とツッコまれるのは、ファンにとっておなじみの光景でしょう。
今回は、そんな岩尾さんが取り組んできた薄毛治療の過程を詳しく紹介していきます。
目次
岩尾望の薄毛治療の歴史とハゲ治療を徹底追跡
- 薄毛治療を始めたきっかけ
- AGA治療の挑戦
- ハゲ治療①飲み薬治療
- ハゲ治療②メドジェッド法による治療
- ハゲ治療の費用
薄毛治療を始めたきっかけ

出典:Amebaブログ
岩尾さんは、かつて吉本興業の芸人たちが参加した「K-BO-BOプロジェクト」に取り組んでいました。
これは、薄毛に悩む芸人たちが、月に一度のメディカルチェックを受けながら、本格的な育毛治療(=毛活)に励むという企画でした。
このプロジェクトは、2008年に雨上がり決死隊の宮迫博之さんをリーダーとして始まりました。
当時、宮迫さんはスカルプDのCMにも出演しており、その流れで企画がスタートしたのです。
その後、岩尾さんも参加し、治療の成果がはっきりと見える形で現れました。
治療を始めた当初と比べて、頭髪の密度が増し、薄毛が改善されたことが分かります。
結果として、後藤さんのツッコミも「まぁまぁ、ハゲとるやないか」に変化したそうです。
しかし、時間が経つにつれ、薄毛の進行が再び目立つようになりました。
そのため、新たな薄毛治療に取り組むことになったのです。
AGA治療の挑戦
岩尾さんは、バラエティ番組「浜ちゃんが!」の企画で、本格的なAGA(男性型脱毛症)治療を受けることになりました。
この治療には、浜田雅功さん、みちょぱさん、パンサーの向井慧さんが密着し、その様子が放送されました。
治療を受けたのは、新宿中央クリニック。
診察の結果、岩尾さんの薄毛は進行しており、毛髪が短く細くなっていることが指摘されました。
薄毛には大きく分けて2つのタイプがあります。
- Oタイプ(後頭部から薄くなる)
- Mタイプ(前頭部の生え際から後退する)
岩尾さんは、典型的なOタイプ。
河童のように頭頂部が薄くなるパターンです。
さらに、医師の診断によると、彼の薄毛は7段階中の5段階目にまで進行しており、かなり深刻な状況でした。
医師は「早めに治療しないと回復が難しい状態」と説明。
これを聞いた岩尾さんは「ご家族を呼んでくださいのレベルやったんですね」と自虐ネタを披露し、スタジオを笑わせました。
岩尾望が行ったとされる薄毛治療はいったいどんな内容なのでしょうか。
ハゲ治療①飲み薬治療
AGA治療の基本となるのが、飲み薬による治療です。
番組では具体的な薬名は紹介されませんでしたが、おそらくプロペシアやミノキシジルといったAGA治療薬が処方されたのでしょう。
これらの薬は、薄毛の進行を抑える効果が期待できます。
ハゲ治療②メドジェッド法による治療
さらに、岩尾さんは「メドジェッド法」と呼ばれる治療を受けました。
これは、髪の成長を促す薬剤を頭皮に直接注入する方法で、針を使わずに炭酸ガスの圧力で薬剤を皮膚内に浸透させます。
この治療には多少の痛みがあり、「デコピンで弾かれるような感覚」と説明されました。
痛みがあるとはいえ、耐えられないほどではないようです。
150発の育毛注射
番組内で、パンサー向井さんが「1回の治療で何発くらい打つんですか?」と質問したところ、医師から「150発」との回答が。
これを聞いた岩尾さんは、「1回じゃないやん! 150発のこと1回って言ってたん?」と驚きながらツッコんでいました。
実際に治療を受けた岩尾さんは、「バチッ!」と大きな音が響くたびに痛みを感じたようですが、「耐えられない痛みじゃない」とコメントしていました。
ハゲ治療の費用
気になるのが、薄毛治療の費用です。
治療を担当した毛髪診断士によると、「1回の治療にかかる費用は10万8000円。これを毎月1回、半年間続けることで毛髪が再生される」とのこと。
つまり、半年間の総額は少なくとも約60万円となります。
また、技術が登場したばかりの頃は、200〜300万円ほどの費用がかかっていたそうです。
現在は価格が多少下がったものの、それでも決して安いとは言えません。
岩尾望の頭のハゲ画像まとめ
岩尾望さんの薄毛治療の歴史を振り返ると、彼がさまざまな手段で改善に取り組んできたことが分かります。
スカルプDの企画から始まり、AGA治療、メドジェッド法と進化を続けています。
治療には高額な費用がかかるものの、薄毛に悩む人々にとっては有効な選択肢のひとつと言えるでしょう。
岩尾さんの奮闘ぶりが、多くの人に勇気を与えてくれるかもしれません。
- 岩尾望は「K-BO-BOプロジェクト」で薄毛治療に挑戦
- 2008年に宮迫博之とスカルプDの企画で育毛を開始
- 「浜ちゃんが!」の企画で本格的なAGA治療を受ける
- 新宿中央クリニックで診断され、薄毛の進行が5段階目と判明
- 頭頂部が薄くなるO型の薄毛タイプと診断される
- 飲み薬(プロペシア・ミノキシジル)による治療を開始
- 「メドジェッド法」で炭酸ガス圧力を利用した頭皮治療を実施
- 1回の治療で150発の育毛注射を受ける
- 1回の治療費は10万8000円で、半年で約60万円のコスト
- 以前の育毛治療費は200〜300万円だったが、価格が下がった
- 治療の成果で髪の密度が増えたが、再び薄毛が進行
- AGA治療は進行を遅らせることはできるが完全回復は難しい
- 進行度が高いため、早めの治療が必要と診断された
- ハゲネタを活かした芸風で後藤輝基のツッコミが定番化
- 治療に励みながらも薄毛キャラとして笑いを取る姿勢を貫く