Vシネマを筆頭に、映画、ドラマ、バラエティなどに出演し、どの世代からも知られそして愛される男、哀川翔さん。

哀川翔さんは、1995年に青地公美さんというお方と結婚されており、2009年には『よい夫婦の日 ナイス・カップル大賞』受賞するなど仲睦まじ夫婦として知られています。

今回は、そんなお二人について調査しました。

哀川翔の嫁は青地公美で芸能活動をしていた

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まず始めに、〝青地公美〟さんとはどういったお方なのでしょうか?

青地公美さんは1979年にミス・ユニバース北海道代表に選出され、同年に名写真家の篠山紀信さんによる『激写シリーズ』に抜擢されます。

80年代前半からは、映画、ドラマに出演するなど主に女優として活躍しますが、結婚を機に一度芸能界を引退されています。

青地公美の現在

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青地公美さんは2024年現在65歳であり、哀川翔さんの所属する個人芸能事務所『ビンゴ』の社長を務めています。

またマネージャーも兼用しており映画『ゼブラーマン』『Zアイランド』などの企画を担当するなど、公子共に哀川翔さんのサポートをされています。

『とんねるずのみなさんのおかげでした』の泊まろうシリーズで、哀川翔さんのお宅に訪問した際には、その才色兼備っぷりを伺うことができました。

哀川翔は初婚だが、嫁・青地公美は3回目の結婚でバツ2の再婚

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そんな仲睦まじいお二人ですが、実は青地公美さんは哀川翔さんと結婚する以前に二度の離婚を経験されています。

一体、そのお相手はどのような方々だったのでしょうか?

嫁・青地公美の1回目の結婚相手(一般男性)

一度目の結婚相手は一般男性と言われており、名前、容姿共に公開されておりません

当時からお美しい青地公美さんの心を射止めた一般男性...。魅力的であったとことが伺えます。

嫁・青地公美の2回目の結婚相手(多賀英典)

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二度目の結婚相手は、映画、音楽プロデューサーである多賀英典さんです。

なんと言ってもこの方は、数々のヒットソングを生み出したキティグループ(現ユニバーサルミュージック)の創設者であり、

  • RCサクセション
  • 井上陽水
  • 安全地帯
  • 加藤登紀子
  • 上田正樹

など、その他にも素晴らしいミュージシャンを世に送り出してきた大物プロデューサーです。

多賀英典と青地公美さんは18歳の歳の差夫婦であり、お二人の間には3人の子供がいます。

しかし、1992年に多賀英典さんは、報道された通り色々とありまして、青地公美さんは2度目の離婚を経験することとなります。

哀川翔と嫁・青地公美の馴れ初めは一目惚れ!?

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青地公美さんにとって3度目となった哀川翔さんとの結婚。

お二人の馴れ初めは、1994年に六本木で行われた、元力士『武蔵丸』さんの昇進パーティーでのことでした。

そこで青地公美さんに一目惚れした哀川翔さんは、すかさず連絡先の交換を試みます。しかし、青地公美さんは強面の出立である哀川翔さんのことが怖くなり一度逃げ出したそう。

〝そんなことでは諦めない哀川翔さん〟

色々と考えた挙句、『健康!』と連絡先に書き足して再度青地公美さんに渡しました。

哀川翔さん曰く、『健康!』には俺は体が強い!!というメッセージが込められていたらしく、青地公美さんは強面な出立に対し真っ直ぐな純粋さ、というギャップに思わず笑ってしまい連絡先を交換したそうです。

そのまま二人は朝まで話し込み、その際に青地公美さんは「子供が三人いる」と打ち明けました。

最初、哀川翔さんは言い逃れる為の口実のようなものだと信じていなかったものの、後日実際に子供たちを目の当たりにし、かなり驚いたようです。

結婚の決め手とプロポーズ

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馴れ初めは哀川翔さんの一目惚れであったことがわかりましたが、3人の子供を持つシングルマザーの青地公美さんとはどのような経緯で結婚へと至ったのでしょうか?

付き合い初めてから一対一で会うことが多かったお二人、哀川翔さんは子供たちの事を思うといてもたってもいられず、「もう連れてきちゃえよ」と言い一人暮らしから一気に5人暮らしになったと語ります。

交際の段階から5人での同棲...哀川翔さんの懐の深さが伺えます。

しかし、結婚の決め手はそれだけではありませんでした。

当時、哀川翔さんは年に300日は徘徊していたというほどの六本木ラバーであり、同棲をしてからもその生活は変わりませんでした。

「このままではまずい...いい加減白黒つけなくちゃな...」と考えた哀川翔さんは、

「結婚を前提に付き合ってるけど子供たちは文句ないかな?子供たちが嫌なら俺も嫌だし。」
と青地公美さんに持ちかけます。

青地公美さんがそのことを子供たちに問うと、「いいんじゃない?」と返ってきたそう。

きっと哀川翔さんのことなので普段から子供の信頼を得ていたのだろうと思いますが、最終的に結婚の決め手となったのは子供たちの一言であったと言えます。

哀川翔と嫁・青地公美の強烈な夫婦喧嘩エピソード

まさに、ナイスカップルと言うに相応しいお二人ですが、喧嘩の内容がとんでもないといいます。
そんな二人の喧嘩エピソードについて3つほど紹介します。

まず一つ目はコロッケ事件

ある日、哀川翔さんは青地公美さんから「今日の晩御飯はコロッケ」だと聞かされます。
コロッケが大好きな哀川翔さんの口は、完全に〝コロッケモード〟

しかし、ルンルンで帰宅したもののテーブルに並んであったのはステーキ。
一般家庭であればよくある話なのでしょうが、哀川翔さんはブチギレてちゃぶ台返しならぬテーブル返し!

嘘か誠か、宙をまったステーキが天井に張り付いたんだとか...。

二つ目は、ドロップキック事件

健康ランドの帰り、会計の際に青地公美さんのバッグを預かったもののそのまま置き忘れ駐車場へ。
すると青地公美さんが一言「バカじゃないの?」

これにカチンときた哀川翔さんは、自身の新車に何度も飛び蹴り。

次の日の朝に車を見た感想を「子牛かなんかひいたくらいボコボコに凹んでて、うわぁすげぇ俺のドロップキック。」と語っており、修理代に150万円かかったそう...。

三つ目は、グラス流血事件

これは、まだ交際期間中での出来事。
二人は、六本木のバーで飲んでいたところ徐々に口論に発展する。

酔っていたのもあり、痺れを切らした青地公美さんが飲んでいたグラスで哀川翔さんの頭を殴打
合計9発に及ぶ殴打の末、哀川翔さんの顔は血だるま状態に!

そこまでされても「女を殴ることはできない。」と、哀川翔さんは苛立ちを自身の履いていた靴に込め、六本木の街に叩きつけたそう...。

こう言ってはなんですが哀川翔さんはイメージ通りであり、どちらかと言うと青地公美さんがそのような一面を持っていた事に驚きです...。

しかし、度合いにもよりますがどちらかが一方的であったり、陰湿的に籠ってしまう喧嘩よりはこれほど豪放的な方が返って快かったりするような気もします。

それに本気でキレられると言うのは、裏側の信頼が無ければ中々に難しいことである。と思うので、ある意味これも一つの夫婦の形なのかもしれません。

哀川翔と嫁・青地公美の良好すぎる夫婦仲の秘訣

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夫婦喧嘩エピソードを見ても笑い話になってしまう。そんな豪放なお二人ですが、なんだかんだお似合いの夫婦という印象を持ちます。

次はそんなお二人の夫婦仲の秘訣に迫りたいと思います。

上記に示した通り、お二人は2009年に『ナイスカップル賞』を受賞しており、夫婦仲の秘訣について「言いたいことはキッパリ言う!」と断言されています。

さらに2013年に行われた映画『欲望のバージニア』のイベントにて、「結婚する時に別れない事を約束したからね。うちは夫婦喧嘩もするけど、別れる可能性があることは全部にフタをしてる。別れないことが前提だからね。」語っており、一見当たり前なのでは?とも思いますが、哀川翔さんの真っ直ぐな姿勢からくる〝約束〟という言葉の重さや、二度の離婚を経験した青地公美さんの三度目の結婚への深い〝覚悟〟から、並々ならぬ説得力を感じさせられます。

お二人の夫婦仲の秘訣は、お互いの人生を尊重した信頼と覚悟の裏付けによるものであると伺えます。

哀川翔の嫁・青地公美には5人の子供がいる

最後に、お二人の子供について触れてみたいと思います。

お二人の家庭には現在5人の子供がおり、3人が青地公美さんの連れ子、2人が哀川翔さんとの間に生まれた子供です。

元夫・多賀英典との連れ子が3人

青地公美さんの連れ子の兄弟構成は、長女長男次男です。

  • 長女:多賀みなみ(MINAMI・アーティスト)
  • 長男:一般人
  • 次男:多賀英助(ROOFTOP MUSIC.代表取締役社長)
出典:Instagram

長女はアーティストのMINAMI(多賀みなみ)さんです。

MINAMIさんは高校の同級生らと組んだ女性バンド『cossami』のボーカルとして2009年にデビューされています。

デビューに関して哀川翔さんは一切聞かされておらず、デビューを聞かされた時には「ビックリした」と語っています。

徹子の部屋に哀川翔さんと親子出演した際には、最初の頃は〝お父さん〟ではなく、〝翔〟と読んでいたと語っており、そんなところからも哀川翔さんへの信頼度の高さが伺えます。

長男は一般人であり、芸能活動などはしていません。

長男が結婚する際には、哀川翔さんから多賀英典さんへ「出席してくださいよ」と電話をかけたらしく、その行為に長男はとても喜んだそうです。
なんと席も哀川翔さんと多賀英典さんは並んで座っていたと言います。

さらにはイベント事においても、多賀英典さんをふまえてパーティーなどを開くらしく、それについて哀川翔さんは「子供も喜ぶし、なんやかんや言っても青地が一回好きになった訳だし。恨み辛みがないんだったら、寂しい会より楽しい会にした方がいい」と語っており、こういった懐の深い姿勢が子供たちからの信頼を得ている所以だと考えられます。

出典:SPICE

次男は多賀英助という名前で、女性バンドグループ『SCANDAL』のマネージャーを務めるROOFTOP MUSIC.の代表取締役社長を務めています。

既に結婚もされており、二人の子供にも恵まれたそうです。

また次男の結婚式にも多賀英典さんの姿がみられたそうです。

長男を除き二人とも芸能関係の仕事につき活躍している事から、青地公美さん、哀川翔さん、そして多賀英典さんからもいい影響を受けて育ったということがわかります。

それも『連れ子も実子も同じく接する』といった哀川翔さんの教育方針の賜物なのかもしれません。

哀川翔の実子が2人

続いて、哀川翔さんの二人の実子についてです。兄弟構成は、三男次女です。

出典:A-Plus official site

三男は、福地展成という名前で俳優活動を行なっています。

顔立ちは、青地公美さん似のうっすらとした印象を受け、『綾鷹』のテレビCMに抜擢されるなど、着々と俳優としての道を歩んでおられます。

出典:MAN TAN WEB

次女は女優の福地桃子さんです。

メディア露出という意味では、兄弟の中で最も知名度のある人物であると言えます。

NHK連続テレビ小説『なつぞら』では、素朴な顔立ちながらも芯のある演技で、見る人たちの記憶に残る活躍でした。

本人曰く「哀川翔の娘としてではなく、本名の福地桃子としてやっていきたい。と発言するなど、演技派女優としての階段を逞しく着々と歩んでいる印象を受けます。

このようにそれぞれが親の名に頼る事のなく立派に成長している姿から、青地公美さんと哀川翔さんの素晴らし家庭の築き方が見受けられます。

今後、二人の良好生活が続き、それぞれの道での子供たちの活躍にますます期待が高まります。

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