アンジャッシュのネタって面白いですよね!お互い勘違いしているにも関わらず、絶妙に噛み合うやり取りはついつい見入ってしまいます。
緻密な台本なのでネタつくるの大変そうだな…と感じる人も多いようです。
頭が良くなければ作れないようなすれ違いのコントには、感心するファンも多いはず。
渡部建さんと児嶋一哉さん、ネタを書いているのはどっちなのでしょうか。
目次
アンジャッシュのネタ作りとコンビの関係性
- ネタ作りはどっちがしているのか
- ネタ作りは2人で一緒に!
- ネタ作りに関する児嶋一哉さんのコメント
- ネタ作りに関する渡部建さんのコメント
- コンビ結成秘話
- 児嶋一哉の芸人への情熱エピソード
- 児嶋一哉の相方探しの旅
ネタ作りはどっちがしているのか
出典:Instagram
アンジャッシュのネタはとても頭脳的な作りになっていて、上手いこと「勘違い」が進行していく様が非常に面白いです。
こういった難しい台本を作ることが出来るところに、コント職人と呼ばれる所以があります。
アンジャッシュといえば、ツッコミ担当の渡部建(わたべけん)さんが「インテリ」な雰囲気、ボケの児嶋一哉(こじまかずや)さんが少々抜けているというか「ポンコツ」なイメージがあります。
そのため「ネタ作り担当は頭の良さそうな渡部建さんだろう」という意見がネット上には多く見受けられます。「渡部がネタ作っています。 児嶋にはネタ作りは無理です。」といったSNS投稿すら見受けられました。
しかし、これは2人のキャラのイメージで適当に言われているだけで実はデマなのです。
ネタ作りは2人で一緒に!
出典:Instagram
お笑いコンビのコントはコンビの中の誰か1人が担当していることが多いので、「ネタ作りはどっち?」という話題がつきものですが、実はアンジャッシュの場合は、渡部建さんと児嶋一哉さんの2人で一緒に作っているそうです。
ポンコツなイメージのある児嶋一哉さんには、あんな難しいネタは作れないだろうとネット上では散々いわれていましたが、共同で一緒にネタ作りをしていたとは驚きです。
ネタ作りに関する児嶋一哉さんのコメント
出典:Instagram
実は児嶋一哉さんと爆笑問題さんとの絡みの中で、ネタ作り担当はどっち?という話題が出ており、ご本人の口から語られているシーンがありました。
爆笑・太田
アンジャッシュのネタって、二人で作ってるの?
児嶋一哉
そうですよ
爆笑・太田
ほとんど、渡部だろ?
児嶋一哉
いやいや、そんなことないです。ずっと勘違いのネタ、昔からやってきてますよ
爆笑・太田
渡部じゃないの?アレ
児嶋一哉
なんで疑うんですか
爆笑・田中
はっはっはっ
爆笑問題のお二人にも、児嶋一哉さんには作れないだろうとイジられていました。児嶋一哉さんのポンコツイメージはかなり強烈なようです。
コントのすれ違いの設定も、2人で出し合って考えているそうです。
ネタ作りに関する渡部建さんのコメント
渡部建さんもネタ作りに関してコメントをしたことがあります。
「それぞれで書いた方が良いのかも知れないけど、2人で書いた方がアンジャッシュらしいものが出来ると思ってるし、コンビ組んでる意味がある」と語り、まさにコント職人の発言ですね。
アンジャッシュのネタ作り担当は、渡部建さんと児嶋一哉さんの2人でした。あの緻密な台本はコンビの2人で一緒に相談して作り上げていたのですね。
コンビ結成秘話
アンジャッシュのコンビ名は「JOY(喜)」「ANGRY(怒)」「SAD(哀)」「HAPPY(楽)」の頭文字を集めた「JASH」に「UN」を付加したところから来ています。
意味としては「喜怒哀楽が無い」になります。
1993年、神奈川大学の2年生だった渡部建さんは高校の同級生だった児嶋一哉さんからお笑いの誘いを受けます。「一緒にお笑いをやらないか、お前しかいない」と強烈なラブコールを受けました。
渡部建さんは一通り大学での遊びも経験し、落ち着いた時期だったこともあって、面白そうな児嶋一哉さんの誘いに乗ることにしました。これがアンジャッシュの結成です。
しかし、実は児嶋一哉さんは色んな方に声を掛けていて散々断られており、渡部建さんは5人目だったとか。
「お前しかいない」とか吹聴しつつ、5人目だったのです。児嶋一哉さんもやり手ですね!
児嶋一哉の芸人への情熱エピソード
児嶋一哉さんは、お笑いをやりたかったけど当時はお笑いの学校がまだできていなかった頃で、どうやって芸人になったらいいのかわからなかったそうです。
そこでヒロミさんが中学の先輩だったため、弟子入りしようとしたそうです。同級生にヒロミさんの妹がいたため、そこからヒロミさんのお母さんに話をしましたが、断られました。
さらにヒロミさん本人にも直接弟子入りをお願いしましたが、やはり断られました。
そのときヒロミさんに人力舎がJCAというお笑いスクールを設立したらしいから、そこへ行きなよと言われ、JCAを受験するも補欠合格(その他の受験生は全員合格)でしたが、JCA1期生になることはできました。
名前を書けば受かるような状態で、なぜ補欠合格だったのかは察するところがありますが、逆にいうと他の受講生からも浮いている(目立っている)存在だったということでしょう。光るものがあったはずです。
児嶋一哉の相方探しの旅
相方がなかなか見つからず、渡部建さんで5人目だったことは先ほど書きましたが、渡部さんは後に「騙された」と述べていました。
若干騙してようやく相方をゲットした児嶋一哉さんとしては、渡部建さんに「辞められたら困る」ので、コンビ結成当時は児嶋一哉さんがリーダーとして全部のネタを書いていたそうです。
しかも渡部建さんを車送迎したり、褒めてなだめて、練習用の会議室を抑えることも含めて何から何までやっていたそうです。
ポンコツなイメージがあるから可愛く見えるものの、冷静に考えれば非常に仕事が出来る方ですよね。
裏方で調整もしつつ、メンバーのマネジメントもしつつ、フロントに自分が出ることも出来るって、会社にいたら超頼られるリーダーです。
お笑いに対して一生懸命で、自分だけ負担で大変だとかどうでもよくて「芸人になれるんだったら何でもやる」みたいなバイタリティがかっこいいです。
児嶋一哉さんが色んな芸人さんから可愛がられるのは、こういうところにあるのだと思います。
ヒロミさんに弟子入りをしようとしているところも猪突猛進すぎて若干のヤバさを感じますが、やはり一生懸命でかわいい人なのだろうなと思ってしまいます。
アンジャッシュのネタ作りに関する噂のまとめ
- アンジャッシュのネタは渡部建と児嶋一哉の2人で作っている
- ネット上では「渡部がネタを作っている」という誤解が広まっていた
- 爆笑問題との絡みで児嶋自身が「2人で作っている」と明言
- 渡部は「2人で作るほうがアンジャッシュらしい」と語っている
- コンビ名は「喜怒哀楽が無い」という意味を込めて命名
- 児嶋は渡部に「お前しかいない」と誘ったが実際は5人目の候補だった
- 児嶋は芸人になるためヒロミに弟子入りを頼んだが断られた
- ヒロミの助言で人力舎のJCAを受験し補欠合格で1期生に
- 渡部が辞めないように児嶋が最初は全てのネタを書いていた
- 渡部を車で送迎し、会議室を抑えるなど徹底的にサポート
- 児嶋の猪突猛進な性格が多くの芸人に可愛がられる要因
- アンジャッシュのすれ違いコントは緻密な台本が特徴
- 渡部は「2人で作る意味がある」とネタ作りへのこだわりを持つ
- 児嶋はネタ作りだけでなく裏方の調整能力にも長けている
- 現在もコンビで活動を続け、ネタ作りのスタイルは変わらない