大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、日本の近世を舞台にした歴史ドラマで豪商や文化人たちの波乱万丈の生涯が描かれます。
主演には人気俳優・横浜流星さんが起用され、家族愛や友情が物語の軸となる感動作になっています。
美術や衣装にもこだわり、視覚的にも楽しめる作品。初回視聴率は12.6%をマークしました。
目次
- 1 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじとネタバレ全話
- 1.1 べらぼう|第1話「ありがた山の寒がらす」2025年1月5日放送
- 1.2 べらぼう|第2話「吉原細見『嗚呼御江戸』」2025年1月12日放送
- 1.3 べらぼう|第3話「千客万来『一目千本』」2025年1月19日放送
- 1.4 べらぼう|第4話「『雛形若菜』の甘い罠」2025年1月26日放送
- 1.5 べらぼう|第5話「蔦に唐丸因果の蔓」
- 1.6 べらぼう|第6話「鱗剥がれた『節用集』」
- 1.7 べらぼう|第7話「好機到来『籬の花』」
- 1.8 べらぼう|第8話「逆襲の『金々先生』」
- 1.9 べらぼう|第9話「玉菊燈籠恋の地獄」
- 1.10 べらぼう|第10話「『青楼美人』の見る夢は」
- 1.11 べらぼう|第11話「富本、仁義の馬面」
- 1.12 べらぼう|第12話「俄なる『明月余情』」
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のあらすじとネタバレ全話
大河ドラマ「べらぼう」のあらすじ・ネタバレの全話一覧です。
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べらぼう|第1話「ありがた山の寒がらす」2025年1月5日放送
1772年(明和9年)、江戸の大火「明和の大火」が町を焼き尽くす中、主人公・蔦屋重三郎(横浜流星)は、幼馴染の花魁・花の井(小芝風花)や吉原の仲間たちを助けるため奔走します。
この火事をきっかけに出会った少年・唐丸を養子に迎え、重三郎は茶屋の仕事をしながら貸本屋を営み、吉原の社会と深く関わるようになります。
時は流れ、吉原では格式の低い岡場所や宿場が人気を集め、伝統的な遊郭が客を奪われる事態に直面していました。
そんな中、重三郎は病に倒れた遊女・朝顔に本を読み聞かせることで励ましますが、彼女は無念の死を遂げます。
これを契機に、重三郎は吉原を再建し、客を呼び戻す方法を模索することを決意します。
重三郎は女郎たちを救うため吉原の「親父」たちに炊き出しを提案しますが相手にされず、さらに岡場所の取り締まりを奉行所に訴えるも拒絶されます。
そんな中、平賀源内(安田顕)や老中・田沼意次(渡辺謙)と出会い、工夫で人を呼ぶ発想の重要性を学びます。
親父たちから非難を受ける中でも、重三郎は吉原細見をヒントに新たな策を思いつきます。
物語は、伝統を守りながらも新しい発想で町を復興させようと奮闘する重三郎の姿を軸に展開していきます。
べらぼう|第2話「吉原細見『嗚呼御江戸』」2025年1月12日放送
蔦屋重三郎(横浜流星)は吉原を立て直すため、遊郭案内書「吉原細見」の序文を工夫して客を呼び込むことを考えます。
その執筆者として目を付けたのが、奇抜な発想で知られる平賀源内(安田顕)。
重三郎は、吉原細見の出版元「鱗形屋孫兵衛」(片岡愛之助)から、源内から序文をもらえれば採用するとの約束を取り付けます。
一方、長谷川平蔵(中村隼人)は花魁・花の井(小芝風花)に会うため吉原を訪れ、華やかな宴で祝儀を惜しみなく振る舞い、彼女の興味を引きます。
その頃、重三郎は源内を探し回る中、奇妙な男・貧家銭内(平賀源内の偽名)と再会。
彼の案内で宴席を設けますが、源内本人とは気づかず、騙されたと思い込みます。
しかし、宴席で貧家銭内が「源内先生」と呼ばれたことで正体が明らかに。
源内は序文執筆の条件として、重三郎に花魁の格好をさせようとしますが、花の井が男装し協力を申し出ます。
花の井の計らいにより、源内から序文を得た重三郎は、新しい細見の制作に取りかかります。
さらに、重三郎は現行の「吉原細見」の古い内容を刷新し、「細見嗚呼御江戸」として再構築を始めます。
時を同じくして、江戸城では、一橋家嫡男・豊千代の誕生を祝う宴が開かれ、老中・田沼意次(渡辺謙)と他の武家勢力が互いを牽制し合う政治的駆け引きが展開されます。
この一方で、田沼の派手な演出に反発する声も上がり、江戸の社会における緊張感が漂います。
新たな吉原細見の制作を進める重三郎と、吉原を取り巻く複雑な人間関係や政治の思惑が交錯する中、物語は次第に大きな転換点を迎えようとしています。
べらぼう|第3話「千客万来『一目千本』」2025年1月19日放送
蔦屋重三郎(横浜流星)が手掛けた新たな遊郭案内書「嗚呼御江戸」は、吉原の親父たちから好評を得ましたが、吉原に客が戻る決定打とはなりません。
一方、二文字屋の女将・きく(かたせ梨乃)が経営難から店を畳む意向を示したことを受け、重三郎は亡き恩人の女郎・朝顔(愛希れいか)がかつて暮らしていた二文字屋を守るため動き出します。
重三郎は花魁・花の井(小芝風花)の協力を仰ぎ、彼女を通じて長谷川平蔵(中村隼人)から資金を調達。
また、女郎たちの競争心を煽り、「入銀本」と呼ばれる資金集めのための本を制作する計画を立てます。
この本は、女郎の姿を絵にして掲載し、出資額に応じた順番で描かれる仕組みです。
絵師として北尾重政(橋本淳)を選び、入銀した120人の女郎たちを花に見立てて描くよう依頼しました。
重三郎は彫師や摺師の作業も自ら手伝い、二文字屋の女郎たちと力を合わせて製本を進め、ついに入銀本「一目千本」が完成。
この本は女郎屋や引手茶屋だけでなく、湯屋や髪結い床にも配布され、吉原の宣伝として効果を発揮します。
「一目千本」をきっかけに、吉原はかつての賑わいを取り戻し、重三郎の努力は実を結びました。
しかし、重三郎の才能を誰よりも認めながら厳しく接する養父・駿河屋市右衛門(高橋克実)は、重三郎が本作りに打ち込む姿に複雑な心情を抱えます。
また、花の井のもとには、長谷川平蔵から親の遺産を使い果たしたため会いに行けないという手紙が届き、花の井は失意に沈みます。
それでも、重三郎と花の井は、活気を取り戻した女郎たちの姿を見て喜び合い、吉原再興の手応えを感じるのでした。
この回では、重三郎の創意工夫と仲間たちとの絆が描かれる一方、吉原を取り巻く複雑な人間模様が浮き彫りになり、物語は次の展開への期待を膨らませます。
べらぼう|第4話「『雛形若菜』の甘い罠」2025年1月26日放送
1774年、田安家当主・田安治察(入江甚儀)の死を受け、弟の田安賢丸(寺田心)は白河松平家への養子入りを迫られるも拒絶を決意。
老中・松平武元(石坂浩二)の協力で徳川家治(眞島秀和)から田安家継承を許されるものの、田沼意次(渡辺謙)は平賀源内(安田顕)に偽装させた書状を使い、賢丸を翻意させようと画策します。
一方、吉原では、蔦屋重三郎(横浜流星)が新たな集客手段として錦絵の制作を引き受けます。
しかし、錦絵制作の費用を花魁たちに負担させる方針が反発を招きます。
重三郎は呉服屋に着物の宣伝機会を提供し、費用を賄うアイデアを発案。
また、地本問屋の西村屋(演:キャスト不明)が協力を申し出て錦絵制作は順調に進み、絵師として美人画で名高い礒田湖龍斎(鉄拳)を迎えます。
制作中、絵の下絵が事故で損傷しますが、重三郎が引き取った少年・唐丸(渡邉斗翔)が見事に描き直し、重三郎は彼の才能を称えます。
完成した錦絵「雛形若菜初模様」はお披露目会で注目を集め、重三郎は板元「耕書堂」として名を刻みますが、西村屋が地本問屋の規定を理由に重三郎を外し、自らの利益を優先する策略を暴露します。
重三郎は怒りながらも吉原再興のために身を引きます。
最後に、重三郎を利用した西村屋と鱗形屋が成功を祝う中、重三郎は逆境を乗り越え新たな挑戦に向けて再起を図る兆しを見せ、物語は次の展開へと続きます。
この回では、策略や協力関係の中で葛藤しながらも、重三郎の創意と人間関係が吉原再興の鍵となる様子が描かれました。
べらぼう|第5話「蔦に唐丸因果の蔓」
(放送後に追記)
べらぼう|第6話「鱗剥がれた『節用集』」
(放送後に追記)
べらぼう|第7話「好機到来『籬の花』」
(放送後に追記)
べらぼう|第8話「逆襲の『金々先生』」
(放送後に追記)
べらぼう|第9話「玉菊燈籠恋の地獄」
(放送後に追記)
べらぼう|第10話「『青楼美人』の見る夢は」
(放送後に追記)
べらぼう|第11話「富本、仁義の馬面」
(放送後に追記)
べらぼう|第12話「俄なる『明月余情』」
(放送後に追記)