クレヨンしんちゃんに登場する「ボーちゃん」は、謎の多いミステリアスな男の子ですよね。素性があまり明かされていないので、様々な噂が飛び交っています。

特にボーちゃんのお母さんについて、気になる人が多いようです。

しんのすけはもちろん、ネネちゃんも風間くんも親が出てきますが、ボーちゃんだけはお母さんのイメージがありません。

しかし、原作では一度だけボーちゃんのお母さんが登場したことがあります

ボーちゃんのお母さんの顔【画像】

しんちゃん、ねねちゃん、風間くん、まさおくんたちのお母さんは、頻繁に登場します。しかし、ボーちゃんのお母さんはアニメでは出てきたことがありません

保護者が集まるイベントでも、ボーちゃんの家族だけは描かれません。そのため、ボーちゃんには親がいないのでは?とささやかれているのです。

しかし「両親がいない」という話は、ボーちゃんからされたことはありません。ボーちゃん曰く、両親とは一緒に住んでいるらしいのですが…。

原作に登場したボーちゃんのお母さん

実はボーちゃんのお母さんは、原作(10巻)に出てきたことがあります。

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ボーちゃんがあまりにもミステリアス過ぎるということで、普段のボーちゃんの生活を覗き見ようと、春日部防衛隊のメンバーはボーちゃんの尾行を開始します。

実はボーちゃんの家の住所すら、当時は知らなかったとか。

そして、尾行をしているとボーちゃんのお母さんらしき人物に遭遇します。

上記の画像の右端です。「あらボーちゃん」「あ、ママ」という会話をしていることから、こちらの人物がボーちゃんのお母さんであることがわかります。

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しかし、顔の詳細までは確認できず、春日部防衛隊のメンバーもボーちゃんのママをきちんと確認することは出来ませんでした。原作でも、はっきりとした描写はされていません。

輪郭と髪型だけです。他のキャラクターはしっかり顔が書かれているのに、ボーちゃんのお母さんだけ、あえてのっぺらぼうに描写されています。

何か意図的なものを感じます。

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他にも、このようにボーちゃんのお母さんが出てきた場面が原作(新7巻)にありました。しかし、こちらでも顔は吹き出しであえて隠されています。

アニメに登場したボーちゃんのお母さん

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「じいちゃんの参観日だゾ」というアニメ回で、園児たちがお母さんの似顔絵を描くシーンがありました。こちらのシーンでボーちゃんの机には、自分のお母さんを描いた絵が映っていました。

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こちらの似顔絵に似ている人物がボーちゃんのお母さんということになります。

アニメでは参加者全体が描写されるシーンもありました。

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園児の人数は11人です。

親の数は12人います。詳細は省きますが事情があって、みさえの代わりにしんのすけのじいちゃんが参加してくれています。みさえ(左下)は後から途中参加しています。

後から来たみさえとよしなが先生を抜けば、大人も11人になり、(1園児に対し2人の大人が来ていない限りは)ぴったり数が合います。ボーちゃんのお母さんはこの中にいることになります。

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アニメを観る中で、ボーちゃんが書いた似顔絵と似ていると思われる人物です。

集合写真には作画の都合上かもしれませんが、同じ服装の女性はいませんでしたが、話の中で同じピンク色の服を着ているお母さんがいました。

服装も髪の色も、髪型も似通った雰囲気だと思います。

出典:YouTube

また、こちらの人物も服の色は違いますが、肩くらいの長さにしている髪型が似ています。

ぼんやりした表情も似ていると噂になっていました。

ボーちゃんに母親が存在することは確定した

上記のように、ボーちゃんにはお母さんがいることは分かっています。

一時期は、ボーちゃんには両親がいなくて孤独な生活を送っており、そういう闇をポップに描いていたのではないかと疑われていたこともありました。

ボーちゃんにお母さんがそもそもいないわけではないことが分かって安心しました。

ボーちゃんのお父さんの顔【画像】

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お母さんだけではなく、ボーちゃんのお父さんも謎の存在です。

お母さんと同じように原作(新7巻)で登場したことがありますが、顔は吹き出しで隠されており、顔の詳細までは描写されませんでした。

ボーちゃんのお母さんが登場しない理由

都市伝説的にはなりますが、ボーちゃんのお母さんの顔がはっきりと描写されず、みさえやその他春日部防衛隊のママたちと違ってほとんど出番がないことには何か理由があるのではないかと巷では囁かれています。

理由①ボーちゃん一家が近所からいじめられているのではないか?

出典:AbemaTV

ボーちゃんのお母さんやお父さんが外にほぼ出て来ず、全然様子もわからないことから、身を隠して生活しているかのように思えます。

その理由として、近所から嫌がらせを受けており、一家は周囲からいじめられているのではないか?との説がありました。

ことから察するに、もしかするとボーちゃん一家は周囲からいじめられているのではないか?という説があります。

ちなみにボーちゃんの話によれば、お母さんの他に「姉」と「祖母」もいることになっています。「○○ってばーちゃんが言ってた」というボーちゃんの発言を度々聞いたことがある人は多いと思います。

しかし、姉も祖母も姿を現したことはないです。

そのため、一家そろって身を隠さなければならない理由があるのでは?と考えられているようです。

理由②本名と顔がバレると不都合な仕事をしているのではないか?

ボーちゃんのお母さんとお父さんは身バレをすると支障が出るようなお仕事をしているのかもしれません。

漫画では吹き出しで顔が隠されていましたし、ボーちゃんのお母さんはママ友の集まりにも出席している様子は伺えません。

探偵や警察官、国防に関わる重要な仕事をしているため、顔や本名を隠している可能性は十分に考えられます。他にも、医者や弁護士、官僚など実際の現実世界でも、身元がバレると過ごし辛くなることはあります。

こういった公的側面の強い仕事をしている場合、本名が知られるだけで、検索したら勤務先や登録番号から身元が割れることも十分あります。

仕事に支障が出たり、日常生活に支障が出る可能性があることから、周辺人物とは必要最小限の関係しか関わらないようにしているのかもしれません。

理由③ママ友からハブられているから

出典:X

クレヨンしんちゃんでは、園児たちの絡みはもちろんですが、ママ同士の絡みシーンも非常に多いです。

しんのすけの母親・みさえを始め、ネネちゃんママ、まさおくんママ、風間くんママも頻繁に登場します。

4人のお母さんがこれほど出てくるのに対比して、ボーちゃんのお母さんだけ出てきません。

春日部防衛隊の5人のママ友の中で、ボーちゃんママだけがハブられていてイジメられているのではないかと考える人もいて、こういった噂につながったようです。

しかし、ボーちゃんママがまさおくんママと上手くやっている様子が伺えるシーンもありました。

「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶジャングル」においてまさおくんママが、「ボーちゃんのお母さんからボーちゃんを預かったがボーちゃん自身しっかりしていて全く手間がかからない」と語っており、ボーちゃんを褒めていました。

他にも「ボーちゃんのお母さん来られなくて残念」といった会話がされたこともあり、お母さん同士での絡みがあることも分かっています。

こういったところから考えると、ママ友内でいじめられているというのは可能性が薄そうな線だと思います。

理由④ボーちゃん一家は宇宙人だから

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風間君とねねちゃんの会話中に、「ボーちゃんって宇宙人なのかも」という話が出てきたことがあります。

普段ぼけーっとしているボーちゃんですが、なんだかんだで何でもしれっと出来てしまう子です。映画の中では、幼稚園バスの運転をしていたこともあります。

その技能の習得能力の高さから、実はボーちゃんは宇宙人なのではないかと噂になったようです。

ボーちゃんが宇宙人設定なのであれば、そのご両親も宇宙人である可能性が高いですよね。だから、お母さんやお父さんを描く際には、顔無しで描いているのではないかと一部では言われているようです。

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「未知とのそーぐーだゾ」の放送回の中で、まさおくんは土手でボーちゃんを見かけます。強烈な光とともに、UFOらしき物体と一緒にボーちゃんが消えてしまいます。

これを見たことで、まさおくんはボーちゃんが宇宙人ではないかと疑い始めました。

結論、もちろんこれは誤解です。UFOのように見えたのはフリスビーで、強烈な光は、雲の合間から差し込んだ日の光に過ぎませんでした。

ちなみにボーちゃんが消えたのは、そのフリスビーをぼんやり見ていたところ、西日が差してきたのにびっくりして土手から落っこちただけでした。

という形でしっかりオチがついて終了しているので、ボーちゃん一家が宇宙人だから顔を隠している説は、完全なる妄想だと思われます。

理由⑤ボーちゃんのミステリアスさを強調する為

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作る側の人間の都合ですが、普通にボーちゃんは「ミステリアスで謎な園児」というキャラクターでやっているので、そのミステリアスさを強調するために家族など出自を不明確にしているのではないかと考えることも出来ると思います。

元も子もないですが、一番可能性がありそうな説だと思います。

理由⑥しんのすけを轢いたのがボーちゃんの親だったから

これは都市伝説の最たるものですが、そもそも「クレヨンしんちゃん」は全てみさえの妄想だとする噂があります。

ひまわりを助けようとしたしんのすけが、車に轢かれて亡くなってしまい、悲しみにくれたみさえ息子のクレヨンと落書き帳を使って「しんのすけが生きていたら…」を想像して書いている裏設定があるとの都市伝説があります。

そして、しんのすけを轢いてしまったのがボーちゃんのお母さんだったので、顔を書かないようにしているのではないかとのことです。

ただ、何かのインタビューで「クレヨンしんちゃん」の由来について、幼稚園で使うものと「しんちゃん」を語呂良く合わせたいと思っており、考えた結果「クレヨンしんちゃん」になっただけ。と言われていることもあるので、悲しい裏設定が本当にあるのかは謎のままです。

理由⑦ボーちゃんのお母さんが障害者設定だったから

ボーちゃん自身が障害者設定なのではないか?との噂もありますが、当初はボーちゃんのお母さんが障害者の設定だったのではないかとの噂もされています。

どうやら、障害関連のブラックジョークをかます役割としてキャラ用意がされていたのだとか。

ただ、世に出た時にあまり尖りすぎていると炎上するので、編集側と作者などの制作陣が話し合いをした結果、そのキャライメージは止めることになり、役割もなくなったのでそのままほぼ登場しない形になったようなのです。

キャラ設定が変わることは多々あるかと思うので、割とこれは有力な説なのかもしれません。

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