ボーちゃんといえば、その本名が謎なことで有名です。本名として様々な説が浮上していて、多くの候補がありますので、検討してみたいと思います。

ボーちゃんのお母さんは、コミックス10巻で一瞬だけ出てきたことがありまして(✅ボーちゃんのお母さんの顔画像について)、色んな考察がされています。

ボーちゃんの本名、お母さんとの関係「ボー・チャン」「井川棒太郎」

野原しんのすけ、桜田ねね、風間とおる、佐藤まさる…4人の本名はアニメの中で明らかにされていますが、ボーちゃんの本名だけは公開されていません

ボーちゃんだけは、最初からずっと「ボーちゃん」なんですよね。これについて、ファンの中では様々な予想が飛んでいます。

ボーちゃん実は中国人「ボー・チャン」説

「ボーちゃん」というのはニックネームだと思っていたけど、実は「ボー・チャン」が本名なのではないか、っていう説です。

ふざけているような感じがするのですが、ファンの中では意外と有力説のようです。

ボーちゃんは日本語がカタコトですし、様々な特技をもっているのも器用な中国人を連想させます。

中国人だとすれば、ご近所さんと文化の違いからコミュニケーションがうまく取れずに孤立しているという設定で、家族が表に出てこないのにも筋が通ります。

中国版のクレヨンしんちゃんの公式HPには「阿呆」と書かれてます。これだと悪口のような気がしますが、「阿」というのは「ちゃん」の意味ですので「呆(ぼう)ちゃん」ということです。

このことからは、「ボー・チャン」が本名というわけではなさそうです。

「石橋ボー」説

隊員では唯一本名不明だが、「石橋ボー」と呼ばれた回が一回だけある。

家族構成についてもほとんで不明で、両親ともにまったく素姓が明かされていない

(母親たちの井戸端会議にも彼の母親だけは出席したことがないが、『嵐を呼ぶジャングル』によるとボーちゃんの母親とは顔見知りである模様)。

ウィキペディアに書かれていたことなので、信憑性は低いんですけれども「石橋ボー」という説もありました。

ただし、どの回で呼ばれていたのかは判明していません。

「井川棒太郎(いがわ ぼうたろう)」説

1993年8月23日に放送された『相撲大会ガンバるゾ』の回にて、トーナメント表に「井川棒太郎」の文字がありました。

井川さんっていうキャラクターは今まで出てきていませんし、本名が「棒太郎」なのであれば「ボーちゃん」というあだ名がつけられることもかなり自然です。

とはいえ、作画担当が勝手に書いた可能性もあるので、真偽は謎。

「棒井棒太郎(ぼうい ぼうたろう)」説

1994年1月放送の『オラはエンピツしんちゃんだゾ(第83話)』の中で、出席を取るシーンがあります。

そこで、ボーちゃんが「棒井棒太郎」と呼ばれていた、という話があります。

「東構棒太郎(ひがしかまえ ぼうたろう)」説

ソース不明ですが、なぜか広まっている説のうちのひとつです。

東構(ひがしかまえ)という苗字は、全国に110人程度しかいないかなり珍しい苗字です。

三重県、神奈川県、静岡県でみられる苗字らしく、埼玉県ではないんですね…。なぜこの苗字が候補に挙がっているのかはよくわかりません。謎。

【クレしん都市伝説】実はボーちゃんのモデルは「障害者」だった?鼻水がずっと出てるのってもしかしたら

ボーちゃんは障害者をモチーフに、描かれているのではないか、というもの。

これに関しては、多少、悪意のある都市伝説のようにも感じますが、そういった意見が多いのも事実なようです。

話し方が特徴的でのろまなイメージを持たれがちですが、時に周りが思いもよらないような機転を利かせたりすることがあります。

そういった、時に見せる天才的な一面も、ボーちゃんを特殊な人間に見せているのかもしれません。

発言では良く「ぼぉ」って言っていたり、カタコトだったり、言語障害者ではないかという噂があります。

鼻水もたらしっぱなしですし、もしかすると発達が遅れている子という裏設定があるのかもしれません。

ボーちゃんの鼻水については、一応謎設定がある

ボーちゃんという言えば「鼻水」、鼻水と言えば「ボーちゃん」と言われるほど、ボーちゃんと鼻水の関係は深い。

しかし実は、あれはただ垂れ流しているのではなく、ちゃんと意味がある。

作中でも時々見られるのだが、ボーちゃんの鼻水はたまに「揺れる」のだ。これはボーちゃんの感情を表しており、鼻水が揺れるのは「興奮状態」だという。ちなみに、興奮状態がMAXに到達すると「高速回転」する。

他にも、ボーちゃんにとっての鼻水はバランスを保つ重要な要素でもある。あの鼻水によって、常に体のバランスを取っているのだ。

この辺りの話は…アニメっぽいですね(笑)

クレヨンしんちゃん都市伝説

クレヨンしんちゃん都市伝説
  • しんちゃんは多動性障害
  • ねねちゃん母子はヒステリー
  • ぼーちゃんの親はネグレスト(✅詳細
  • 風間くんは教育虐待

等々…言ってみれば、結構際どい子どもたちを描いたアニメではないでしょうか。

明るいお遊びアニメと思いきや、実は重い社会的なメッセージが込められている作品であると考えられるのです。

作者の臼井さんは、怪しい亡くなり方をされていますし、何か闇を抱えていた可能性もあります。「クレヨンしんちゃん」は、何かの思いを込めながら作られた作品なのかもしれません。

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