今の時代に何が商品になるのか分かっていない発言。自分こそが正義だと思い込んでいるタレントの発言。
そして、それを横目に、そこらへんのタレントや芸人よりも億単位で圧倒的な金額を稼ぐ若いトップユーチューバーたち。
ユーチューバーは、自分でビジネスを回している人です。芸能人は、ビジネスを全然理解していないことが多いですが、それはただの労働者ポジションだからです。
芸能人のYoutuber嫌いは一部は嫉妬と焦りが含まれていると思いますが、どうしてこんなにも批判が飛ぶのでしょうか。
目次
- 1 【批判】芸能人のyoutuber嫌いが酷いww
- 2 バカリズムの「YouTuber・ニコ生主批判」と一緒になってバカにして笑う中堅芸人たちの一幕
- 3 ヒカルに批判を浴びせるバイキング小峠「好きか嫌いか言う時間」にて「YouTuberは素人」
- 4 有吉弘行がラジオでVALU騒動にコメント「誰だこいつら1人も知らねえよw」「登場人物みんな謎w」
- 5 坂上忍「芸能人の真似事で謝罪動画まで出してる(笑)」
- 6 売れっ子YouTuberに寄生して売名する芸能人すら現れる【波田陽区】ツイッターで謎絡みww
- 7 おぎやはぎ「自分たちが売れない若手の頃と同じかも」とラジオでコメント
- 8 芸能人がYoutuberをけなす図は、大企業のサラリーマンがフリーで稼いでいる事業家(≒中小の社長)をけなす図と似てる
【批判】芸能人のyoutuber嫌いが酷いww
芸能人は、Youtuberを批判することがよくあります。「素人が芸能人の真似事をしている」「全然面白くない」みたいな感じですね。しゃべくり007でYouTuber叩きを気持ちよさそうにしている場面がありました。
自分が理解できないからって「タレント気取り」と批判して、何でそんなに上から目線なんでしょうか。
そして、世の中の流れが全然分かってない「自称常識人」の一般庶民たちがタレントの意見に大きく頷いて、タレントと一緒になって「ユーチューバー(笑)」と笑い者にする。
バカリズムの「YouTuber・ニコ生主批判」と一緒になってバカにして笑う中堅芸人たちの一幕
しゃべくり007にバカリズムさんが出演した際に、ユーチューバーやニコ生主のようなネット配信者についてコメントをしたことがあります。
- 「スゴイ狭いコミュニティー」
- 「タレント気取り」
- 「井の中の蛙感」
- 「タレントが良く使うテレビ用語をバンバン使ってタレントのように振る舞う」
- 「自信つく、俺の方がマシだな」
- 「俺、やっぱプロなんだ」
これには賛否両論でしたね。
バカリズムさんはユーチューバーのことを「井の中の蛙」と表現していましたが、さて、実際のところ「井の中の蛙」はどちらなのでしょう?という話なのでございまして。
”芸能界”という小さな井の中で吠え、資本主義を理解していない蛙は自分なんじゃないの?という話はもちろん絶対に秘密ですよ。
そうやって、タレントがご自身の芸とやらに「自信満々」でおられる間に、ユーチューバーは起業家として、そのタレントの数十倍もの金額を、しかもお給料を貰う形ではなく、自力で稼いでいるのです。
また、スゴイ狭いコミュニティーともおっしゃっていました。
しかし、YouTubeは世界中からいつでも視聴でき、トップユーチューバー層は常に視聴してくれる「チャンネル登録者数」が500万人を超えています。
これのどこが「スゴイ狭いコミュニティー」なのでしょうか。
むしろ、放送時間が決まっていて、テレビがないと観られないという、時間と場所の制約があるテレビよりも、スマホさえあればいつでもアクセス出来るYouTube界の方が広いのではないですかね?
ヒカルに批判を浴びせるバイキング小峠「好きか嫌いか言う時間」にて「YouTuberは素人」
小峠「YouTuberってテレビに出られない人のことでしょ?」 「テレビに出る人は芸能人だけどYoutuberは素人ですよね?」
「好きか嫌いか言う時間」のユーチューバー特集にて、バイキングの小峠さんがこのように批判コメントをしていました。
若干、ホンネも入っているでしょうが、まあこれは討論バトルする番組ですから、小峠さんは役割上、こういう発言をさせられている部分が大いにあったと思います。たぶん台本にあったのかと。
ユーチューバーに批判的な庶民の代弁をしているだけですかね、たぶん。それに対して口が立つヒカルさんは、このように応戦しました。
「テレビに出てたら偉いんですか?」「やる以上は数字が大事」
「Youtubeがそんなに好きというわけでもない、ビジネスとしてやってるだけ」
「年収は今のペースだと3~5億円」
小峠さんは何も言い返せなくなっていましたね(笑)
ヒカルさんは、元々おしゃべりがかなり得意な方ですから、タレントとのアドリブのやり取りにも平気で対応していました。
日本の首相とアメリカ大統領の夕食会に招かれる”素人”?
ちなみに、Youtuberはテレビに出られなかった素人とか言われてますけど、YouTuber「ピコ太郎」は、日本の首相とアメリカ大統領の夕食会に招かれてますからねww
エンターテイナーとして素人だったら、こんな晩餐会にお呼ばれなんぞしませんよね、当然。
有吉弘行がラジオでVALU騒動にコメント「誰だこいつら1人も知らねえよw」「登場人物みんな謎w」
有吉がラジオでヒカル達の騒動のニュースを読んで
「誰だこいつら1人も知らねえよww俺にこのニュース読ませたことを謝罪しにこいよww」「登場人物みんな謎ww」
って言ってたけどさ、まがいなりにもヒカル達はYouTubeではトップクラスの知名度に結果もあったわけだけど
例えるなら格闘家が腕相撲の日本チャンピオンを上から目線でバカにする感じ?
自分と畑の違うところで活躍してる人をなぜバカにできるのか
俺が言いたいのは知ってる知らないとか知名度が高いとか低いじゃなくて、自分の後輩でもないのに、自分と違う世界のプロフェッショナルをバカにするのはいかがなものなの?って話なんだが
芸人とユーチューバーは近い世界かもしれないけど
>>1でも書いた通りボクシングの日本チャンピオンが腕相撲の日本チャンピオンバカにしてたら違和感覚えるだろ
一応、この有吉さんの発言は、ラジオに送られてきたリスナーの投稿を読み上げた物で、有吉さん自身がしたコメントではありませんので、ご注意ください。
ただ、めっちゃおもしろそうに読まれてましたけどねww
有吉さん的には興味が全然なさそうで、リスナーのこの投稿を読んで、自分の意見は特に発せず、スルーでしたね。
坂上忍「芸能人の真似事で謝罪動画まで出してる(笑)」
坂上忍「この はじめしゃちょーっていうの? 謝罪動画まで出してるの?ww 芸能人の真似事までしちゃったのww」
この坂上さんのコメントも、心理としては「ユーチューバーとかいう素人が芸能人気取りしてるww」っていうのが根底にあったのでしょう。
ただ、坂上さんは上で述べてきたユーチューバーとの絡みのある番組にいつもやたら出演されているので、徐々に事情を理解してきておられると思います。
最近だと、ダウンタウンとお酒を飲む番組で、ヒカキンをゲストに迎えた回にも出演してましたよね。
そして、ヒカキンの年収を耳打ちで聞いて、「ちょっと待ってくれよ」と仰天していました(笑)いくらなんでしょうね?「月1億円」くらいでしょうか。
売れっ子YouTuberに寄生して売名する芸能人すら現れる【波田陽区】ツイッターで謎絡みww
はじめまして。波田陽区と申します。こういうの どうですか?
(波田さんのYoutube動画のリンクが貼られている)
―twitter@hata_youku
おおお!初めまして!動画拝見させて頂きましたがちょっと意味がわかりませんでした(笑)m(__)m
―twitter@hikakin
もうちょっと上手くやれよって感じですが、ヒカキンは優しすぎるので困惑しつつも対応してくれてますね(笑)これは典型的な売名行為です。しかも、結構文面がスパムっぽいw
芸能人もユーチューバーに便乗するんですね。
ちなみに姑息な手段を用いたにもかかわらず、視聴者には振り向いてもらえず、波田陽区さんのリンク先の動画は再生数900回くらいでした、、
おぎやはぎ「自分たちが売れない若手の頃と同じかも」とラジオでコメント
「メガネびいき」というラジオの中で、おぎやはぎがYouTubeについてこんなコメントをしていました。
再生数500万回とかの動画はものすごい数字だよ。Youtubeは最先端を行ってる
最先端行ってるとは思いたくは無いけど、その可能性があると思う
どっちが優秀とかはないけど、コンテンツとしてはYoutubeは最先端という言い方は合ってるかもしれない
「あいつらは古い、俺達の方が新しい」…と思ってた、自分たちが売れない若手の頃と同じかもね
新しいものに対して、自分が理解できないからとか嫉妬心があるからとか、そういうのを抜きにして、冷静に語っていましたね。
そして、批判したがるのは「自分たちが認めたくないからなのかもしれない」と自分のことを客観視してコメントしていました。
そもそも有名人の概念が変わってきている|東大卒起業家のコメント「オンラインのインフルエンサー=有名人」
今の小学生が大人になる10年後には「有名人」という考え方が抜本的に変わってきますね。テレビで活躍してるタレントよりもマスメディアには出てないオンラインのインフルエンサーの方が高い知名度を持つようになると思う。小学生って向井理よりヒカキンさんに親しみがあるんじゃないか下手したら。
―Twitter@hisho_fly(2016年5月16日)
こういうコメントをしている実業家の方がいました。これって昔ホリエモンとかその辺が一番最初に言ってたような気もしますけど、今では多くの人の共感を得ている考えです。
10年後どころか、既に今そうなっているし、この考え方すら遅れている印象もあります。
端的に、若い世代はテレビに触れている時間よりも、スマホに触れている時間の方が長いですから。そうなっていくのは自明の理です。
芸能人がYoutuberをけなす図は、大企業のサラリーマンがフリーで稼いでいる事業家(≒中小の社長)をけなす図と似てる
組織に所属し、苦しい下積みをしながらそれでも頑張るサラリーマンが、企業名の看板を名刺に貼っつけて「俺は一人前の立派なビジネスマンだ」って思っているのと、
事務所に所属し、苦しい下積みをしながらそれでも売れることを目指して頑張る芸能人が、事務所名(アイドルグループ名などもふくむ)の看板を名刺に貼っつけて「俺は一人前のエンターテイナーだ」って思っているのと。
かなりパラレルに見えます。そして、己こそが「”正統派”」なのだと信じて疑わない。
他の道で成功するのは「邪道」だとか、本気で思っていたりする。
芸能人のYouTuber嫌いや度々出てくる批判は、そういう思考が根源にあるのかもしれません。
そもそも、芸能人は労働者でyoutuberは起業家ですから、全く畑が違うんですよね。比べるのもどうかと思うのですけど。
既にクライアントに用意されたステージで自分の与えられた役割を果たす芸能人と、
ステージでの身の振り方から、そもそもそのステージを用意するところまで全部自分でやって、しかもそのステージをどうやって他の人に届けるのかまで考えて、どのようにお金を生んでいくかまで頭を回しているyoutuberでは、全然やっていることが違います。
どちらが上とか下とかではありません。お互いに別の次元の話であって、別の土俵です。