羽生善治さんの伝説をまとめてみました。

ネット上では「鬼畜メガネ」の異名を持ち、アンチがいないほど大人気の羽生善治さん

羽生善治さんといえば将棋界のレジェンドとして長く頂点に君臨しているのは将棋ファンでなくてもご存知ですが、そんな羽生善治さんの一体何がそんなに伝説になっているのか?

今回は羽生善治さんの数々の伝説に触れてみたいと思います。

羽生善治伝説!手が震えるのは良い手が浮かんで興奮しているから?【天才】

「あっ羽生さんの手が震えました」

「ということは羽生さんの勝ちですね」

これは将棋ファンにとっては非常に有名なフレーズです。

羽生善治さんは対局中に手が震えることがあります。これはアル中でもなければイケないお薬の禁断症状でもなく、勝ち手が見えた時に起こる症状らしく、「このままいけば勝てる!しかし油断は禁物!」と考えると震えだすようです。

勝ちを意識して興奮してしまうけれど、うっかり足元を掬われないように相手に悟られまいと耐えている状態とでもいいましょうか。

常人だと表情に出てしまったりしますが、羽生善治さんは身体に表れてしまうようです。

時には対局相手の駒を弾いてしまうほどの震えになりますので、解説の人は羽生善治さんの手が震えだすとこのように思うようです。

さらに、フジテレビの番組内では女流棋士の竹俣紅さんが、

(羽生)先生の手が震えたら(私達※自分に指先を向け)もう終わりだと思ったほうがいいです

と敬畏を込めて語りました。

また、羽生善治さん自身もこの特性を理解していて、打ち手に迷いが出たときはわざと手を震わせて相手を引かせるようにするなどの噂もあるようです。

羽生善治、伝説の一手にしびれる件!加藤一二三との伝説の対局

歴代名人をなで斬りにしてNHK杯初優勝を決めた羽生の有名すぎる名手▲5二銀

一見手がかりがなさそうな後手玉を一撃で仕留める次の一手のような鮮烈な一手は、米長邦雄永世棋聖の名解説でよりその輝きを増した。

まさに神の一手、常人では思いつかないひらめきによる打ち方をする羽生善治さん。

数々の神の一手を生み出していますが、代表的なのは第38回NHK杯戦準々決勝(1989年1月9日)の加藤一二三さん(当時九段)との対局でしょう。

2手目△3二飛戦法で幕を開けた本局のクライマックスは図。中空に打った△6六銀が詰めろ逃れの詰めろ。

▲同歩と取らせることで▲6六桂と打つスペースをなくし、詰めろを解除するという奇跡的な手順に将棋ファンが沸いた。

結果は千日手。指し直し局を制した羽生が王座奪還、王座通算20期の偉業を成し遂げた。

他にも数々の神の一手がありますが、第60期王座戦第四局千日手局(2012年10月3日)の渡辺明さんとの対局時にも終盤の△6六銀が見る人すべてを驚かせた一手です。

羽生善治さんはこの前年に渡辺明さんに20連覇を阻止され、この時挑戦者という立場から見事神の一手で勝利しました。

羽生善治の伝説まとめ一覧/2ch

巨大掲示板で有名な2ch(5ch)でも羽生善治さんの伝説は語り継がれています。

いくつか有名なものをまとめました。

A:羽生はどれくらい凄いの?

B:簡単に言うと、日本の将棋界には7つのタイトルがある。

A:うん。

B:過去10年間だと、延べ70人のタイトルホルダーがいるわけだ。

A:うんうん。

B:その70人のうち、半分の35人が羽生だ。

A:( ゚д゚ )

言っていることが一瞬分からなくなる会話ですが実際に毎年数々のタイトルをかっさらっていっています。

一星球(竜王) 7個
二星球(名人) 9個
三星球(王位) 18個
四星球(王座) 24個
五星球(棋王) 13個
六星球(王将) 12個
七星球(棋聖) 16個

これだけ集めた(1個取るために毎回天下一武道会を優勝する必要あり)

将棋に詳しくない人でもドラゴンボールで例えるとすごさが分かるのではないでしょうか?

もはや年に何度も天下一武道会を開催する必要さえあります。

トーナメントで当時の名人経験者全員とあたりその全てに勝ってたりする

ラノベや少年漫画ならありがちだが現実でやられても困る

まさに強くてニューゲーム状態。最近ラノベで流行の転生者ではないかと思われる。

おまえら、もし地球に将棋星人が攻めてきて、向こうの大将と 地球代表が将棋一番勝負で対決し、負けたら植民地にされる という事態になったら、地球代表は絶対羽生でないとイヤだろ?

深浦でもいいのか?深浦に地球の命運を託せるのか? 羽生をけなしてるやつは地球規模で考えるんだ

アメコミヒーロー並のヤバさ。アメコミヒーローではスーパーマンがNO1かもしれませんが将棋界での羽生善治さんはそれに値するほど。

いかがでしたでしょうか?まるで漫画や映画のような羽生善治さん。

他にも史上初の「永世七冠」獲得、そして「国民栄誉賞」の受賞。彼の伝説は現実離れしたものばかりですが、羽生善治さんだけではこのような伝説は生まれなかったでしょう。

数多のライバル、熱い対局を更に加熱させる解説、そして沢山のファンたち。

最近では若く才能溢れた棋士の誕生もあり、彼の伝説はますます盛り上がりをみせてくれることでしょう。

◆こちらの記事も読まれています