井之脇海さんの実家は有名な音楽一家です。井之脇海さんは家族愛がテーマの作品に出演することが多く、実際どんな家庭で育ってきたのか気になる方も多いです。
既にご両親は離婚されていますが親子仲は良好で、ほのぼの親子エピソードも色々とあるようです。
井之脇海さんの両親や実家について調べてみました。
目次
井之脇海の両親は既に離婚していた!
井之脇海さんの両親は、井之脇海さんが子どもの頃に離婚をしています。
高校生の時には既に離婚済で、井之脇海さんは神奈川県横須賀市で母親と祖母と一緒に暮らしていました。
詳細な離婚時期は不明ですが、2021年「俺の家の話」に出演した際のインタビューで高校時代に父親と離れて生活していた話をしていることから、中学卒業~高校入学あたりの時期に離婚をして別居することになった、と考えるのが自然かと思います。
井之脇海の両親の離婚理由
井之脇海さんの両親の離婚理由は公表されていません。
ただ、離婚した時期が高校生活の初期であることから考えると、元々合わない部分があって離婚の機会を伺っていたものの、子供の成長を考えて、せめて義務教育の間は両親揃って暮らすことにしていたのかもしれません。
実際、母親は離婚後に同居して精一杯愛情を注いでいますし、離れた父親も定期的に井之脇海さんに会いに来て一緒に登山をして仲良く接しています。夫婦関係は維持できなかったものの、父親も母親も子供を大切にしていることが行動から伝わってきます。
そのため、子供のことを考えて中学を卒業するまでは我慢しようと両親が決めていたという線は、割とあり得る話かと考えられます。
円満な離婚であるように見受けられるので、両親の離婚理由は不倫や借金、暴力などの負のトラブル関連ではないと思います。
長い間生活していく中でどうしても相いれない考え方を持っていたとか、一緒にいると疲れるとか馬が合わないとか、そういった価値観や育ちの違いからくる違和感や性格の不一致が離婚の理由ではないかと考えられます。
井之脇海と両親は離婚後も良好な関係性
井之脇海さんは一人っ子でもありますし、両親が離婚をしてしまって寂しい思いをした面はあったと思いますが、離婚後も父親とは会っていて良好な関係を維持しています。
父親と定期的に一緒に登山をしていて、しっかりと親子の時間を取れていることが分かります。
離婚をすると、同居していない方の親にはほとんど会えなくなってしまうことも多いですが、井之脇家ではそのようなことはなく何よりです。
また、現在は井之脇海さんは一人暮らしをしていますが、度々母親のいる実家に帰っていて、母親との関係性も良好であることが分かります。
井之脇海の父親は登山が趣味で韓国籍?
井之脇海さんの父親は一般人なので、具体的な職業は不明です。一般の会社員をしている可能性が高いと思われます。
父親は登山が趣味で、井之脇海さんは17歳の時に父親と一緒に富士見岳に登りました。これがきっかけで井之脇海さん自身も登山にハマっていきます。以降、父親と登山に度々出かけていました。
父親と一緒に登山をしている時は、終始2人とも無言で黙々と登っているそうです。離れて暮らす父親と久しぶりに会って登山するというのは、当時とてもワクワクしたイベントだったことでしょう。
登山が大好きになった井之脇海さんは、登山グッズや装備を徐々に整えて登山経験を積んでいき、現在では登山の中でも上級者向けで、攻略難易度の非常に高い剱岳と立山の縦走まで出来るようになりました。
すっかり登山が趣味になり、現在では友人と一緒に登るだけではなく、一人で登ることもあるそうです。
日本百名山制覇に向けてチャレンジを始めた父親の影響を受け、井之頭海さん自身も百名山の制覇を目標にするようになったとか。
父親が2020年夏時点で既に登った山は90座を超えていたので、もう百名山は完登しているかもしれません。それに続いて井之頭海さんも頑張って欲しいですね。
登山中は仕事のことなど、考え事をしながら黙々と歩いていると語っていました。父親との思い出を感じながら登っている時もありそうですよね。
登山の様子は本人のインスタに頻繁に投稿されています。百名山完登まで応援したいですね!
また、井之脇海さんの父親は韓国籍ではありません。父親が韓国人ではないかという噂がありますが、そのような事実はなく、父親は日本国籍です。
噂の発端は、井之脇海さんが韓国俳優の「ソ・イングク」さんに似ていたからです。韓国の血が入っているのではないか?といった疑惑が生まれ、父親が韓国人と噂されるようになりました。
こちらがソ・イングクさんです。
そしてこちらが井之脇海さんです。
確かに言われてみれば雰囲気が似ていますが、井之脇海さんとソ・イングクさんとの間に血縁関係は一切ありません。
さらに、井之脇海さんは韓国俳優のソン・ガンホさんとインタビューで共演したことがあり、息の合った掛け合いを見せてくれたことがあります。雰囲気がとても似ていました。
このインタビューをきっかけに、実はソン・ガンホさんと井之脇海さんは親子なのではないかという疑惑が出回ってしまいました。この点も、父親が韓国人だと噂された理由の一つだと考えられます。
もちろん、ソン・ガンホさんと井之脇海さんは親子ではないですし、血縁関係も一切ありません。
井之脇海の母親は音楽の名門一家育ちで病弱
井之脇海さんの母親も一般人ですが、母方の実家は有名な音楽一族です。
母方の祖父 | 作曲家・箏曲家の宮城道雄の弟子 |
母方の祖母 | 箏(生田流)師範 |
母方の叔父 | 東京交響楽団のフルート奏者 |
音楽の名家に育っているので、母親も何か音楽関連の仕事に就いているのではないかと考えられますが、一般人であるため詳細は明かされていません。
母方の祖父は作曲家・箏曲家の宮城道雄さんの弟子でした。
宮城道雄さんは、音楽界では非常に有名な人物です。演奏のみならず、楽器の改良や開発事業も行い、教育者としても活動して東京音楽学校(現在の芸大のこと)で教授をしていました。
初心者向けの教本を制作したり、今までなかったラジオの箏曲講習を開始したり、熱心に邦楽教育を実践された方です。記念館が建てられるくらい(新宿「宮城道雄記念館」)世の中に影響を及ぼした人物でした。
母方の祖母は箏の生田流師範、母方の叔父は東京交響楽団でフルート奏者をしています。
音楽家系で育ったからか、井之脇海さんはピアノや箏も自然と弾けるようになったそうです。
井之脇海さんはピアノを弾く役を演じることも多く、「ミュジコフィリア」「トウキョウソナタ」「ひよっこ」などの作品で演奏する姿を披露しています。
演奏中の姿は美しく、惚れ惚れするファンが多いことも納得ですよね。
また、母親は元々体が弱くて病弱だったそうです。井之脇海さんが9歳の頃、病気が見つかって緊急入院をすることになってしまいました。
両親からの愛情を感じて育ってきたものの、その時は入院によって母親が自分から離れたところに行ってしまい、少しパニックになってしまったこともあったそうです。
病気と闘いながらも、井之脇海さんの母親は現在もご健在です。
一人暮らしを開始してから、母親とは3~4日に1回は連絡を取っているそうで、かなり親孝行な面が伺えます。井之脇海さん本人も、マザコンかと思うくらい発信履歴が母親だらけだと語っていたことがあります。
母親思いの優しい方ですね。
井之脇海さんは幼い頃、母親と一緒に海沿いの公園へ出掛けて散歩をしていたことを思い出のエピソードとして語っています。幼少期の思い出の公園は、大人になってもずっと脳裏に残るものですよね。
公園の名前は「立石公園」です。横須賀市にあって、非常に自然豊かな景色が美しい公園です。天気がよい日の夕方は、綺麗な夕日が楽しめるスポットです。
井之脇海の芸能界入りは両親に注目してもらいたかったことがきっかけ
母親が入院してしまった際、親が自分のことを見てくれないような気がして寂しくなった井之脇海さんは、その時テレビに出たら両親に注目してもらえるかも、と考えたそうです。
これが芸能界入りを考えるきっかけでした。
入院とはいえ、9歳で母親といきなり離れ離れになってしまったら、心細くなって寂しくなりますよね。もしかすると(このまま死んでしまったらどうしよう)といった気持ちがよぎったかもしれません。
母親に対する自分を見てもらいたいという欲求が、現在の職業につながっていたのですね。
両親から当たり前のように愛情を注がれ、大切に育てられた井之脇海
社会人となった現在では、井之脇海さんは一人暮らしをされています。
久しぶりに実家に帰って母親の顔を見た時、家族のありがたみを感じると語っていたことがあります。一人暮らしをしてから、支え合って行ける相手が家にいることは、素敵なことだと気づいたとのことです。
当たり前の存在だと思っていた母親や祖母の愛情が、一人で暮らしてみたことで、当たり前ではないことに気が付いたのでしょう。
両親の離婚を経験した井之脇海さんだからこそ、余計に家族の愛情が身に染みたのかもしれません。
大人になってようやく気づくほど、当時は当たり前に愛情を注がれて育てられてきたのですね。
また、父親と離れた生活にはなりましたが、定期的に会っていて一緒に登山をするなど触れあいもあり、常に気にかけてくれていたこともあって、卑屈になることもなく素直に育ってきたようです。
これからもご家族を大切にしながら、芸能活動を頑張っていって欲しいですね!