ゴージャスでお金持ちな謎の姉妹、叶姉妹の生い立ちって気になりますよね。いったいどういう家庭環境で育ったら、あんな大人になれるのか。
最近はテレビ番組のみならず、Podcastのラジオも人気です。
今回は、叶姉妹の叶恭子さんにフォーカスを当てて生い立ちを調べてみました。
目次
叶恭子の生い立ち
叶恭子さんの本名は「小山恭子」さんです。ちなみに妹役の叶美香さんの本名は「玉井美香」です。
叶姉妹という姉妹ユニットで活動されていますが、叶恭子さんと叶美香さんは実の姉妹ではないので苗字が異なります。
叶美香さんが叶恭子さんの人柄に惚れ込み、いつも一緒にいたので「姉妹みたい」と言われるようになり、だったらそういうユニットにするかということで「叶姉妹」が結成されたそうです。
大阪市城東区に生まれる
叶恭子さんは1962年10月7日、大阪市城東区で生まれます。
叶恭子さんが生まれた城東区は、大阪市の中でも繁華街から離れている落ち着いた街で、治安の良さは大阪24区の中で1位です。女性の1人暮らしや子育て世帯に人気の良い街です。
具体的な実家の場所までは分かりませんが、城東区であれば、「蒲生四丁目駅」「今福鶴見駅」「野江駅」周辺が住みやすくて人気エリアなので、もしかするとこのあたりに住まれていたかもしれませんね!
経営者の父と家事をしない母と次女
叶恭子さんは、輸入会社経営の父親とあまり家事をしなかったといわれる母親の元に生まれました。
かなり裕福なご家庭だったようで、小学校の遠足に吉兆の三段重を持参したり、リンカーン・コンチネンタルで学校まで送迎していたなんていう逸話まであります。
これだけ裕福であれば家にはお手伝いさんが雇われていたでしょうし、家事をサボっていたというわけではなくて、母親が自分で家事をする機会自体がそもそもほとんど無かっただけなのではないかと思います。
叶恭子さんには妹がいます。妹の名前は「小山晴栄」さんです。
叶恭子さんが叶姉妹となる前には、小山恭子(叶恭子)・小山晴栄・玉井美香(叶美香)の3名でユニットを組んで、3姉妹として活動していた時期もあります。
複数の家庭を持つ父を不思議に思っていた幼少期
叶恭子さんの父親にはたくさんの愛人がいたそうです。家庭の外にも家庭を持っていて、叶恭子さん以外に、子どもを7人も認知しているという噂もあります。
一夫多妻制の状態で、相当な成功者です。プレイボーイだったようで、7人といわず、本当はもっといるのではないかとネット上ではいわれています。
こういった家庭環境を当初は不思議に思っていたものの、好き放題生きている父親の姿を間近で見続けてきたことから「男とはそういう生き物だ」と悟りを開いたのだとか。
ちなみに認知している7人の子どもの中に「叶美香(玉井美香)」さんがいるという話もありますが、信ぴょう性はありません。叶恭子さんと叶美香さんは見た目が非常に似ているので、確かに腹違いの子どもと言われれば、納得してしまう気持ちも分かります。
孤独な学校生活
叶恭子さんは、大阪市立中浜小学校に入学しました。学校ではかなり浮いてしまったそうです。
超高級車で送迎されていたり、高級料亭の弁当を持参していたりしたら、周囲の庶民育ちの子どもたちはどう接したらいいのか戸惑ってしまうのも仕方ないのかもしれません。
育っている環境が全く違いますし、話も合わないですよね。
周囲とのギャップを埋めることはできず、学校生活は常に孤独だったそうです。
小学校を卒業後、大阪市立城陽中学校に入学します。
この頃から隠れてスナックでバイトを始めたそうです。中学生で夜関連のバイトは現在だったら考えられませんが、なかなかの行動力がありますよね。
10代前半で既に、普通の人とは違う人生へ進む片鱗が見えていました。
高校は、大阪国際滝井高等学校に入学しています。勉強はそれほど頑張ってこなかったことから、偏差値43程の高校へ進学しました。
富豪の家庭でお嬢様として育てられてきた反動なのか、規則に縛られることに嫌気が差してきて、高校の頃から髪を茶色に染めてクラブで遊び始め、家に帰らないこともしばしばあったようです。
高校は卒業せず、3年生の時に中退しました。
父親の会社が倒産し両親が離婚
叶恭子さんが15歳の頃に、父親の会社が倒産しました。金も女も好き放題やってきた父親がついに破綻してしまいました。
これを機に両親が離婚します。
モデル活動をしていた10代【画像】
叶恭子さんは10代の頃、モデル活動をしていました。
画像を見ると今と全然雰囲気は違いますが、若い頃からすごく美人であったことが分かりますね!
芸能活動の初期は「杉本エルザ」という芸名で、「平凡パンチ別冊(1984年9月号)」ではセミ○ードグラビアを披露していました。
大阪のクラブで資産家男性と出会い大金を手にする
高校3年生の頃、遊んでいた大阪のクラブで27歳実業家の男性と出会い、大金をプレゼントされたそうです。男性は父親の遺産を相続していて、相当なお金持ちだったとのこと。
高額なプレゼントや数千万円の現金等、叶恭子さんですら驚いてしまうレベルで貢がれていたとか。
貰うプレゼントは趣味が合わなかったり、貰っても使わないものばかりで当初は断っていたのですが、彼の熱は冷めず、むしろ引いてる叶恭子さんを繋ぎとめるために、どんどんエスカレートしていったようです。
ここで貰った大金を使って、叶恭子さんはビジネスを興します。
当時10代後半~20代前半の少女でありながら、貰ったお金を消費財に使ってしまわず、ビジネスに全投下しているあたりに賢さを感じますよね。
幼い頃から、父親に「買い物をするときはその商品の本質を見極めろ」「高価なものであれば良いわけではなく、上質なものにこそ価値がある」と教え込まれて育ってきたそうです。
欲にだらしがなくて失墜してしまったものの、一度は商売で大成功している父親の教えは、ビジネスの本質を突いていたのでしょう。
会社を立ち上げて10億円超え
頂いたお金を資金として個人事務所を起こし、宝石・貴金属・時計の並行輸入する会社を設立しました。
バブルの時期だったこともあり、運も味方につき、立ち上げた会社を10億円規模にまで伸ばすことに成功しました。さすが、商売人のサラブレッドですね。輸入会社で成功していた父親の姿を幼少期からずっと見ていたことから、自分にも同じ商売なら出来ると思ったのでしょう。
また、株取引のスキルも高かったようで、お金をますます増やすことに成功しました。
事業に成功し、奔放に生きているように見える叶恭子さん。「自由でいいですね」と周りに言われることについて苦言を呈したこともあります。私が得た自由には覚悟があり、全ての責任は自分にあって単なる自由ではないと。自分で事業を起こすことに対する覚悟と決意が伺えますね。
その後も次々に商売を成功させ、自分自身を芸能界に売り込むことにも成功し、現在の華々しい姿へと繋がっていきます。始めたブログも成功し、映画出演も果たしています。
生い立ちからすれば、グレてしまったり悪い道へ行ってしまったりしかねない環境だったにも関わらず、高3の時に手にした大金をチャンスと捉え、きちんとモノにしたのは本当にすごいことです。
父親が金銭トラブルで警察沙汰
叶恭子さんの実父「小山輝男」さん(当時72歳)が、叶恭子さんと叶美香さんに「金を貸してくれ」と迫り、傘で襲い掛かったとして現行犯逮捕されたというニュースが2007年12月に報道されました。
叶恭子さんの自宅駐車場での出来事で、ショッキングなニュースでした。
父親は事業が破綻してからずっとお金に困った生活をしていたのでしょうか。若かりし頃の一時の成功をずっと続くものと思って好き勝手やっていると、若さや体力、健康を失った後の人生で誰も助けてくれなくなるのかもしれません。
叶恭子さんも叶美香さんも、ご無事でよかったです。
マネージャーが金品持ち逃げで警察沙汰
悲しい出来事は続きます。叶恭子さんの妹でマネージャーをしていた「小山晴栄」さんが金品を持ち逃げしたとして、赤坂警察署に横領罪の告訴状を提出して受理された旨を報道陣に向けて報告しました。
被害品はダイヤモンド、高級家具、ドレスなど2億7000万円相当です。小山晴栄さんは、ベルギー人の男性と共同で実行に及んだとされています。被害金額については、双方で意見の相違があるらしく、叶恭子さん側はダイヤモンドの分だけで10億円なので、もっと多いと主張していたようです。
叶恭子さんは本件について、「ダイヤモンドの価値ではなく、身近な人物に裏切られたことへの悲しみを乗り越えるため」に真相を解明したいとして、告訴の意図を語りました。また、必要があれば自らも証言台に立つ覚悟もあるとして、毅然とした態度で臨むことを表明していました。
東京地検に書類送検されましたが、結局本件は不起訴となり、密かに終結しました。
石油王とお見合いして破談
実は叶恭子さんには、アメリカの石油王とお見合いをしたという噂もあります。
赤坂でショッピングをしていた際、老紳士と女性秘書に声を掛けられて連絡先を交換。翌日、大企業の社長との縁談話を持ち掛けられました。
社長は80代のアメリカの石油王で、資産は880億円、フランスの古城に住んでいるとか。
社長はこれまでハリウッド女優など5名程とお見合いをしてきたものの、縁談は全然まとまらず、お相手を引き続き探していたようです。
叶恭子さんは話に乗り、縁談を受けました。
なんと石油王には気に入られて前向きな返事を得られたようなのですが、石油王に「結婚に踏み切るまで1年間欲しい」と言われて、「待てません」と断ったそうです。
自分の人生の1年を無碍にすることは出来ないと、はっきり断る姿はかっこいいですね。
生い立ちから形成された結婚観
叶恭子さんは、自分の軸があって芯が強い印象の女性です。
最近ではポッドキャストで、生き方や人生について語るラジオ「叶姉妹のファビュラスワールド」が人気です。ラジオの中で、叶恭子さんは恋愛観や結婚観について語っていることがあります。
叶恭子さんは「日本の女性はなぜそこまで男性に気を遣って、選ばれようとするのか」「そもそものメンタリティがなぜご自身が選ぶ立場でないのか」「女性は結婚に対しても我慢することが多い、我慢をしてまで結婚生活を続けるのはなぜか分からない」等、自己肯定感低めで恋愛に悩む女性へ向けてメッセージを送っています。
「相手が自分をどう思っているかは興味のないことなので、問いかけたこともない」と語り、「結婚というシステムに微塵も魅力を感じません」と言い放っています。「わたくしはわたくしのもの、誰のものでもないのですから、何のメリットも感じない」そうです。強いですね。
叶恭子の現在の暮らしぶりが豪華すぎた
たくさんお金を稼いで豪華な暮らしをしていると思われる叶恭子さん。一体どんな家に住んでいるのでしょうか。ダウンタウンなうに出演した際、自宅について語ったことがあります。
セキュリティー面を考慮して、一軒家ではなくマンションに住んでいます。きっと、とっても広くて大きな豪邸マンションに住んでいるのでしょうね!
色々あったからなのか、自宅にはもう何年も誰も入れたことがないとのこと。
自宅の外観も公表されないよう非常に敏感に気を遣っており、マスコミに自宅を撮らせないように(撮ったとしても掲載は中止するように)求めたこともあるそうです。
自宅には高価なものがたくさんあるので誰も入れたくないでしょうし、やもすれば自分も身の危険にさらされる可能性があるので、分からないようにするのは当然ですよね。
自宅内部の詳細については、「ウォークインクローゼットで大体150平米」「バスルームは4つ」「猫ちゃんのお部屋で20畳ぐらい」と、多くは語りたがらない叶恭子さんをよそ目に、叶美香さんがペラペラと話してくれました。
身につけているもので一番高いものは、ビッグダイヤモンドの指輪で、30年くらい持ち続けていて24カラットもあるそうです。
24カラットの一つ石ダイヤモンドのリングが一体いくらなのか想像もつきませんが、「数年前にホンコンの富豪が12カラットをオークションで買った時に59億円だった」とのことで、24カラットなら100億円の価値はあるのでしょうか…。さすがに桁違いすぎます。
また、上の写真のブランド物の大きなトランクは、漫画の収納に使っています。1冊500円程度の漫画本を収納するのに、一体いくらのトランクを使っているのでしょうか。レベルが違います。
周囲には "グッド・ルッキング・ガイ" と呼ばれる、全てにおいて完璧な男性たちのみを置いているそうです。
グッド・ルッキング・ガイとは、単なる "イケメン" とは訳が違い、見た目が良いのは当たり前で、若い頃から競争の場で戦い続けてきた方々であり、大人の世界をちゃんと知っている方。外見は当然だが、中身も同じように磨いている男性たちだそうです。黄色人種以外の外国人モデルが多いとのこと。
叶恭子さんは、様々な困難を経て、豪邸に住み豪華なぜいたく品に囲まれて、"グッド・ルッキング・ガイ"とともに過ごす優雅な勝ち組人生を送れるようになりました。
現在、叶恭子さんはブログで生活の様子を記したり、ポッドキャストで自身の哲学を配信したり、インスタでコスプレ写真を投稿したり、何年間もコツコツと発信を積み重ねています。視聴者が何を聞きたくて何を見たいのか研究し、日々淡々と提供し続けています。
今後の活躍も応援したいですね!