川越シェフの現在はどうなっているのでしょうか?
一等地に建っていたレストランは、現在閉店してしまっている模様。テレビを干される原因だと噂される「水800円事件」についても調べてみると、当時のブイブイ言わせていた時代の川越シェフの姿が見えてきます。
現在は再婚されて、長野県に移住。穏やかに日々を暮らしておられるようです。
川越シェフの現在の姿【画像】
川越シェフ(川越達也さん)は、現在どこでどのような暮らしをされているのでしょうか。
一時期はテレビでブレイクしてブイブイ言わせていた男性の現在に迫ります。
再婚して長野移住していた
川越シェフは一般人女性と再婚していました。
再婚相手の奥さんの実家が長野県らしく、再婚をきっかけに引っ越してきたと近隣住民の方が語っています。
長野県ではあるものの、東京から持ってきた車を使っており、「品川ナンバーのベンツ」らしいので、近所ではかなり目立った存在になってしまっているとか。
確かに長野県の地方で品川ナンバーのベンツを走らせていたら、何もしなくても目立ちますよね。ちなみに、その車で子供の送り迎えもしているとの噂も。
育児に熱心な父親をしているのですね。近所の方々にも、頻繁に子供と一緒にいる所を目撃されており、よき父親みたいです。
奥さんのご実家の田んぼを手伝うこともあるそう。
川越シェフの現在の仕事
当時はメディア出演とレストラン複数店舗経営をしていましたが、現在はどんな仕事しているのでしょうか。
裏方として働いている
取材をした週刊PRIMEによれば、「レストランアドバイザー」「商品プロデュース」などの裏方をしているそうです。
出身地の宮崎でお菓子商品のプロデュースに関わったり、「響王」という九州だしのスパイスのプロデュースにも関わっています。
響王は人気の商品で、ダイソーにも置いてあるのを見かけるほどです。まさか川越シェフがプロデュースしていたとは思いませんでした。
裏方として今後もやっていくつもりで、表に出るつもりはないそうです。
お店を自分で出店することも考えておらず、飲食店に関わるとしても「アドバイザー」の立場で関わるつもりでいるそうです。
2019年頃のメディア復帰について
2016~2017年頃を境に、メディアに出て来なくなった川越シェフでしたが、一時期2019年頃に復帰したことがありました。
「お願い!ランキング」の番組内企画「美食アカデミー」で3年ぶりに姿を現し、11月頃まで出演を続けていました。企画が終わると再びメディアからは姿を隠してしまい、現在に至ります。
この時のメディア復帰について、実はもうこの時点でメディアに出るつもりは無かったものの、「自分が世に出たきっかけだったから」という恩返しの気持ちでオファーを受けたそうです。
そのため、積極的にメディア復帰してやっていこうという感じではなく、恩返しのために「依頼してくれた仕事はこなしておこう」という気持ちで出演されていたのですね。
東京と長野の2拠点生活
本宅は東京にあるそうで、東京と長野を行ったり来たりする2拠点生活をしているとのことでした。
仕事は大事にしつつも、「今は家族中心の生活をしている」と語り、子供の行事には必ず参加するようにしているそうです。
家庭菜園もしていて、自分たちで育てた野菜やお米を毎日食べることに幸せを感じている模様。なんだか羨ましくなってきます。
穏やかで幸せな家族生活を送られていたのですね。
ちなみに取材に来た記者に、その場で袋からシャインマスカットを取り出して「せっかく東京から来てくれたのでどうぞ」と渡してくれたそうです。良い人すぎます。笑
川越シェフが現在裏方の仕事をしている理由
あれだけ表に出て活動していたのに、すっかり裏方に回っているのにはどんな理由があるのでしょうか。
川越シェフはこんなコメントを残していたことがあります。
「もう僕は皆様に忘れていただきたくてしょうがなくて。家庭のことと子育てもありますし、出来ることなら世の中の人から、僕の存在は忘れてもらいたいくらいです」
一度、大きく成功したこともあり、既に野心のようなものは無いのでしょう。
ようやく3回目の結婚で見つけた幸せを大切に、壊さないように穏やかに暮らしたいという気持ちがあるのかもしれません。
川越シェフかつての経営店はどうなったのか
かつて川越シェフが経営していた5店舗は、現在では全て閉店しています。
経営していたお店が5店舗もあったことにまず驚きです。2010年頃から辛口コメンテーターとして活躍し、コラボ商品も多く販売されていました。
川越シェフのキムチがスーパーの店頭にたくさん並んでいたことを思い出します。
店閉店の理由については、多くの料理研究家の方々がコメントをしていますが、嫉妬の感情も混ざっているように見受けられるので、客観的な評価は難しそうです。
「喋れる料理人」が珍しいからテレビ受けが良いだけで、「味ではなく雰囲気で見せているだけ」と批評する方すらいたようです。敵が多くなってしまったのですね。
川越シェフの活動は、今までの"料理人"のイメージをガラリと変えるような活動でした。だからこそあれだけ爆発的に流行したことも事実です。
同業者からの批判をはねのけ、従来の料理人がやったことのないポジションを切り開いたことは非常にすごいことです。まさに起業家。
冠番組を多く持っていたことにも納得できます。
しかし、肝心の料理の実力がイマイチだったという話もありました。当時、確かにお店は繁盛していましたが、それは実力不足を"人気"でカバーできているにすぎない状態だったのかもしれません。このあたりは素人の私たちにはわかりません。
【閉店】「ティアラ・K・リストランテ」
お店のコンセプトは「ジャンルにとらわれないイタリアン」。
これを機に借金が嵩み始めます。飲食店の立ち上げはそういうものですので、この段階ではさして気にすることではありません。
【閉店】「TATSUYA KAWAGOE」店名変更、代官山移転
有名シェフが経営するお店として流行り始めます。
すっかり予約の取れないお店へと成長しました。当時は、2ヶ月先まで予約がいっぱいだったようです。現在は閉店しています。
【閉店】白金「プラチナ」/ 渋谷「ピンク」
「プラチナ」は"男性的な骨太フレンチ"がコンセプト。「ピンク」は"女性的なイタリアン"がコンセプトです。
両店舗とも閉店。
【閉店】宮崎居酒屋「ぴりり」
地元の宮崎に居酒屋をオープンしました。イタリアンにこだわっていたのに、居酒屋にも挑戦。
もちろんこだわりあるお店でしたし、地元での開店ということもあって、気合は入っていたはずでしょうが、残念ながら閉店しています。
イタリアンやフレンチ、さらには宮崎県の居酒屋まで展開したお店を開いていたのですが、ほとんどが閉店している状態です。
お取り寄せオンラインショップ「PLANE FARM TATSUYA KAWAGOE
実店舗はついにすべて閉店。
2017年にようやく時代に追い付いて、オンラインショップ「プレーンファームタツヤカワゴエ」をオープンしました。
川越シェフの地元の宮崎県の野菜や果物の宅配サービスです。宮崎県の農家さんとコラボしています。
産地直送で自宅に届けてくれるサービスです。現在の川越シェフは、料理を提供するだけではなく、地物・宮崎の食材を提供しているんですね。
今までとは一味違ったコンセプトです。
引退のきっかけ?水800円事件の顛末
店は閉店し、テレビでも干されてしまった川越シェフ。
実際には干されたというより、自分自身でメディアでの活動に区切りをつけたことが露出激減の大きな理由かと思いますが、ネット上では『水事件(水800円事件)』での炎上が原因でメディアに出られなくなったのではないかと考える人がいたようです。
水800円事件とは何か
お店で水を800円で出しており、お通しのように勝手にかかるタイプの料金だったようです。頼んでいないとお客さんが言うと少々揉めてしまったのだとか。「美味しいお水を出しているのだから当然です」といった旨を伝えられた、とレビューに記載されたことから炎上が始まりました。
某レビューサイトには「いいんです、別に有料の水でもいいんです。あたしが必要で頼んだなら。何も聞かず、勝手に入れて、結果二人呑まずに、で、800円かい?」と記載されていました。
頼んでもいないのに、水が出てきてその料金が800円だったという内容です。
一般的には水はサービスで無料というイメージがあります。そのため、お金を取られた事にびっくりしたのでしょう。
確かに頼んでいない水で800円も取られたら驚きますよね。この口コミに対して、川越シェフが反論したのですが、これがまずかったのです。
「人を年収で判断してはいけないと思うんですが、年収300万円、400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともあると思うんですね。いい水だしてるんだもん。1000円、1500円するお店だってありますよ。そういうお店に行ったことがないから「800円取られた」という感覚になるんですよ。」とコメントし、炎上へ…。
また、口コミサイトに対して「くだらない」という発言もありました。
年収が高くない層、具体的には「年収300~400万円」の層を下に見ている感はどうしても否めません。。しかし、川越シェフが出演しているバラエティテレビを見ている層は、大半がここに収まるのではないでしょうか。
なぜ炎上したのか
年収が300~400万円の人を遠回しにディスっているように受け取られてしまったことで、炎上してしまいました。
そもそも川越シェフをテレビで見て、ファンになってくれていたような人たちはそういう年収の層だったと思われます。
自分のお店のターゲット層と、テレビでのファン層に乖離があったことで、生まれてしまった炎上事件なのでしょう。
川越シェフは自分のファンがどういう人たちなのかを分かっていなかったことが、大きなミスだったかも。自分のお店のことを「高級志向」と言ってはいましたが、自分の人気を支えてくれていたのは、まさに自分がけなした年収300~400万円台の層だった…ということで、せっかく好いてくれていた人たちを敵に回してしまいました。
反対に本物の「高級志向」層には、川越シェフは相手にされていなかったという悲しい現実もそこにはあったのかもしれません。
もちろん川越シェフの言い分も、分からないわけではありません。高級料理店では、水にお金を取ることも当たり前なのでしょう。そういうお店があることは事実です。
ただ、普段「年収300~400万円の人」を相手にテレビのバラエティに出ているわけで、それで人気が保たれていたのに、「年収300~400万円程度の人はお断り」といったニュアンスの発言をしてしまったのです。これには相当な批判が集まってしまうのも当然です。
川越シェフが言っていたことは正論だと思います。
海外では水は普通に有料ですし、高級店で1000~1500円取られることだってあるでしょう。でも、この正論を川越シェフが口にしてはいけなかったのですよね。
その後、川越シェフはこのことを謝罪しましたが、謝罪文もあまり真摯な文面だと感じられず、余計に燃料を投下してしまうことになってしまいました。
「年収300~400というのは、一般的なお客様を表現したということで、バカにしたというような意味合いではない。」「僕も調子に乗ってテンション上げて話した記憶はある。活字になって、「あ~やり過ぎちゃったかな」と反省している。全部、僕が悪い、生意気だった。」と自身のブログに掲載(現在は削除済み)しています。
結局、余計に炎上してしまい、この謝罪記事すら炎上したので削除されることとなりました。