次長課長の河本準一さんは、生活保護問題で芸能界を干された一人です。息子が芸能界で働いて稼いでいたにもかかわらず、母親が生活保護を受給していたわけです。
梶原さんの生活保護問題も同じですけど、いったいどこから「あの家は生活保護を貰っているらしいよ」みたいのがばれるんでしょうか。
だって、本人たちが言わなければ別にばれないですもんね。不思議。河本さんの生活保護がなぜばれたのか、調べてみました。
目次
河本準一さんの生活保護受給はなぜばれたのか
河本さんの生活保護受給問題の発端は、女性セブンのスクープです。しかし、その女性セブンがどこから情報を持ってきたのかについての詳細は不明です。
ただし、タレコミが多々あったようで、ネット上にはこのような意見があります。
何故ばれたかは、母の近所から、同じ芸人同士からとか有りますが、後輩芸人に、{貰える物はもらっとったらええねん}と言ったそうです、
発端はルポライターのスクープが週刊誌に載った。 取材ソースは河本の友人知人だとおもう。本人が吹聴してたらしい。
生活保護を受けているということは、近所の人には何となくわかってしまいます。私も、人づてに○○さんは生活保護の人だよと 聞いたことは何人もあります。
そして、近所の人が 子供が大金を稼いでいるのにおかしいと思って タレこんだのでしょう。
生活保護の不正受給がばれたケースを調査してみた
一般の方々で、生活保護を受給していたが、それが不正だとバレてしまった事例をご紹介します。基本的には、やっぱり周囲の方のチクりが原因であることが多いですね(笑)
【なぜばれた?①】匿名の密告電話によってばれたケース
Aさんは定職に就かずコンスタントに収入を得る事ができなかかったため、もともと持病であった腰痛を理由に生活保護費の申請をしました。
腰痛はさほどひどいものではなかったにもかかわらず「歩くだけで痛い」などと医師に大げさに訴えたため、診断書にも「歩行困難」、「就労困難」と記載されました。
申請が通り生活保護費の受給が開始されてすぐにご近所から「持病の腰痛で働けず生活保護を受けていると聞いたが、○○商店でビールケースの積み下ろしのバイトをしている」と匿名の通報がありバレてしまいました。
密告電話でバレるケースは非常に多く、Aさんの場合は腰痛で歩行困難であるのに重たいビールケースの積み下ろしをしていたことで、誰が見ても明らかな不正受給の証拠となったのです。
【なぜばれた?②】居合わせた客の中に福祉事務所職員がいた
Bさんは心疾患とてんかんを患っており、50代という年齢からも就職が困難だったため生活保護費の申請をしました。一定の条件を満たしており、何の問題もなく生活保護費の受給対象者となったのですが、前述のように生活保護費というのは最低限の生活ができるためのものなので贅沢な暮らしができるものではありません。
もともとギャンブル好きだったBさんは、生活保護費が受給できるようになった事で時間を持て余し、毎日のようにギャンブルに興じていきます。
ギャンブルで儲かるはずはなく、数日で1ヶ月分を使い果たしてしまいました。困ったBさんは日雇いのアルバイトを始めました。
生活保護費を受給している間に収入があった場合は申告しなければならない事はBさんも承知でしたが、申告はせず収入が増えて生活も変わっていきました。
そんなある日のこと、昼食で立ち寄ったお店の主人と会話中にそんな生活の事を話題にして自ら話してしまいました。
その場に居合わせた客の中に福祉事務所の職員がいました。こうして調査対象となり不正が発覚したのです。
生活保護受給ってどっからばれるんだろう?と不思議に思ってましたが、結局その人の普段の生活態様とか、発言から漏れ出てしまうものなんですね。
河本さんの生活保護受給がばれたのも、後輩と飲んでるときに「タダでもらえるんだからもらっとけばいいやん」みたいなことを発言しちゃったところが発端ですからね。
次長課長河本準一の生活保護不正受給問題の経緯と真相まとめ
当初、報道されていた女性セブンのおおまかな内容がこちらです。女性セブンでは匿名で「人気お笑いコンビのA」という形で報道されました。
レギュラー、準レギュラー合わせて約10本のテレビ、ラジオに出演するだけでなく、役者としてドラマや映画などにも出演する人気お笑いコンビのA。
誰もが知ってる売れっ子芸人の母親が生活保護を受給していたことが明らかになった。
同誌は、役所が生活保護受給者である母親のサポートを頼み出るも、前述した芸人が「そんなん絶対聞いたらアカン!タダでもらえるんなら、もろうとけばいいんや!」と発言した旨を伝える
これがネットユーザーの反感を買い、掲示板上では「一体どの芸人なのか」と憶測が飛び交う事態となっていた。
舞台裏を知る人物は「社会問題化している生活保護の不正受給に一石投じるためにも、同誌は最初、実名報道するつもりのようでしたが、Xと所属事務所側から予想以上の抗議が入ったそうです。
とくにXは『名前出したら名誉毀損で訴えるで!』と、そりゃあものすごい剣幕だったそうです。
結局、実名報道は断念したそうですが、Xの粘着質な性格に同誌側は近いうちの“リベンジ”を誓ったとか。
ほじくればいくらでも(スキャンダルは)出てくるでしょうね」と話す。
週刊誌やネットニュースではこのように取り上げられ、河本さんが悪者前提の報道態様でしたね。
お互い凄い剣幕だな…と大人同士の激しい戦いに、当時は少し引いた記憶があります(笑)経緯もしっかり時系列で整理しておきましょう。
2012年4月12日 女性セブンが第一報「タダでもらえるんなら、もろとけばいいんや!」
女性セブンに記事が出る。
超人気芸人Aが、後輩や友人と飲んでいた席にて、
「今、オカンが生活保護を受けていて、役所から”息子さんが力を貸してくれませんか?”って連絡があるんだけど、そんなん絶対聞いたらアカン!タダでもらえるんなら、もろとけばいいんや!」
と言っていたと報道される。これにより、世間ではこの「A」はいったい誰なんだ、けしからん!みたいな雰囲気でざわつき始める。
2012年4月19日 日刊サイゾーが実名報道
「日刊サイゾー」が「超人気芸人A」は次長課長の河本準一だと公表した。
2012年5月2日 国会議員が動き出す
自民党・片山さつき議員が動き出す。「年収5千万円、母親生活保護不正受給疑惑」と銘打って大きく取り上げ、厚生省の担当課長に調査を依頼した。
twitterではこのようにツイート。
「みなさん、生活保護の件、調査進んでます。自民党の世耕PT座長も、非常に問題視してます。説明できる状況になったらきちんとお知らせします。」
「次長課長の件厚生省から事情聴取しました」
「うやむやにはさせません。生活保護法77条に基づき、彼には過去の分も払わせねば」
自民党の生活保護に関するプロジェクトチームの座長・世耕弘成もこのようにツイート。
2012年5月16日 吉本が公式見解を発表
吉本興業から「重要なお知らせ」として、公式見解が書面にて発表された。
http://www.yoshimoto.co.jp/cmslight/resources/1/108/120516.pdf
弊社としては、河本の親族が生活保護費の受給を受けているという重大なプライバシー情報が報道されていること自体、重大な人権侵害であると考えており、河本の親族の生活状況や河本の収入の状況、親族への扶養の内容等の詳細な事情についての説明は、ご容赦いただきたいものと考えております。
生活保護費の支給については、河本が無名の時代に開始されたものでありますが、河本本人は、なるべく親族に負担をかけることがないよう、そして、いつかは生活保護に頼ることなく自分の力だけで養っていける状況にできるよう、担当の福祉事務所などとも相談しながら、懸命に努力してまいりました。現在は、生活保護費を受給しておりません。
多くの報道機関はプライバシーに配慮して実名を伏せていたようですが、一部の心ないネット媒体で実名が報じられるに至り、二名の国会議員は、当該ネット記事を前提に河本を名指しで非難し、本件を大きく取り上げるようになりました。
国会議員の先生方が、本件を政策論として議論することについて弊社及び河本が申し上げることはございませんが、河本の親族側の事情も十分に確認しないままに実名をもって個人に対する批判的な発言をなさったことについては、非常に悲しいことであると感じております。
2012年5月25日 河本本人が謝罪会見
河本準一さんは、吉本興業の役員とともに、謝罪会見を開きました。深々と15秒頭を下げ、涙ながらに会見しました。
河本準一の母親の生活保護受給は法律的には別に不正ではない
母親に資力がなくて、息子に資力がある。という場合に、その母親の生活保護受給は不正になるのか、というと、なりません。
「扶養の義務を負っている人(息子など)が扶養する経済的能力があるにもかかわらず、扶養しないという場合には、生活保護を受けることができない」という類の記載は生活保護法にはありません。
生活保護の受給要件として、端的に言えば「身内などからの援助がない、もしくは不十分」であれば良く、それは、その身内に十分な援助能力があったのかどうかという点については関係がないんです。
厚生労働省も、
「親族から援助を期待できるかどうかは、生活保護を受ける際の要件ではない。高収入の息子がいるからといって、親の生活保護が不正、違法となるわけではない」と明言しています。-朝日新聞5月25日
さらに、
母親本人が、所得や財産を隠していたわけでもなく、扶養義務者の息子である河本さんから受け取っている仕送り額をちゃんと申請しているので、その分の支給額は減らされた上で受給していますので、手続きもしっかりしています。
だから、河本準一さんの母親の生活保護受給は法律的には不正ではないんです。
河本生活保護問題は、なぜこんなに燃えたのか?不誠実な態度を取る人間を総出で叩く日本人の国民性
次長課長の河本準一さんが執筆した私小説『一人二役』(ひとりふたやく)。
「環境を恨むな」がキャッチフレーズで、母子家庭で育った河本が母親との生活を描き、「学校や家庭や友達に恵まれていない、いま苦しんでいる人たちにとって、少しでも前向きに一歩を踏み出すきっかけになればいい」という思いから書いた作品である。
本のラストには河本と母親が本を出版するに当たって交換した手紙が添付されている。
こんな本を過去に出していたわけですからね…反論するにも不利すぎるんですよね。一般大衆の反感を買ってしまったわけです。
この本自体からも、印税収入あるし(小声)
さらに、なぜここまで火が燃え上がってしまったのかといえば、河本準一さんの初動に原因があったといえます。ちょっと逆ギレしているかのような言動があったわけです。
日刊サイゾーで実名が公表された後、吉本興業は認めましたが、河本準一さん本人はだんまりを決め込んでいました。何一つ釈明しなかったのです。
それが「完全無視を決め込んでいる」みたいに受け取られてしまって、余計に燃えてしまったのでした。
Twitterの意味自体を把握してない人は今後一切見なくていいなぁ。 その生き生きとしたパワーをもっと他の事で使えばいいのになぁ。じゅんを。
人の嫌な事を生きがいにしてる人達がどうか無くなりますようになぁ。
―Twitter@Junkoumon
しかも、河本さんのtwitterにはこんな記載がされていて、生活保護を批判する人たちを攻撃するかのような文面すらありました。