御坂美琴の闇落ちの結末、そして理由についてまとめました。
御坂美琴はとある魔術の禁書目録の中でも大人気ヒロインです。そんな御坂美琴は本編に絡んでくる重要人物ですが、闇落ちが気がかりなファンも多い様子。
目次
御坂美琴の闇落ちの結末とその理由!
御坂美琴といえば、暴力キャラでありながらファンが多いという珍しいタイプのキャラクターです。
元気で明るく、道を逸れることなく、光の当たるところで生きてきた正統派エリート…だったのですが、物語が進むにつれて闇を垣間見ることになります。
そうした中でヒロインとして結構やばめな状況に陥り、闇落ちしかけた場面が何度かありました。その結末と理由をまとめてみましょう。
御坂美琴の闇落ち①雷神モードレベル6
『超電磁砲』の大覇星祭編では、マッドサイエンティストの木原幻生(きはら げんせい)の策略によって絶対能力進化(レベル6シフト)実験の被験者となってしまいます。
この時の美琴は異形に片足を突っ込んでおり、自壊する際の余波だけで学園都市を崩壊させるほど強力な制御不能の力を宿していましたが、上条の中に宿る竜王の顎(ドラゴンストライク)によって難を逃れました。
いわゆる「雷神モード」といわれている御坂美琴の姿は、いつもの可愛すぎる女子中学生の姿とはかけ離れています。
"「天上の意思」に辿り着けるかな" と言われていることから、この姿はレベル6に足を突っ込んでいる状態であるといえますね。
現状で「人」を保ったままレベル6になれるのは一方通行ただ1人で、御坂美琴の場合、刹那の瞬間のみレベル6になれる可能性はあってもその直後に崩壊すると予測されています。
闇落ち属性持ちの男性的には美味しいのかもしれませんが、やはり普段の元気で正統派な人間性に惹かれてファンになっている人も多いですから、意見は分かれるところです。
妹達の実験で抱えてしまった罪悪感や心に負った深い闇をえぐられたことが、御坂美琴の闇落ちの理由でしょう。
闇落ちを仕掛けた木原は、御坂の闇を分かっていてあえてこのようなことを行いました。最低なジジイです。
結末として、レベル6雷神モードの闇落ちについては、何とか避けられました。というのも、上条さんの右手の中の人が出て来てくれたからですね(笑)
無事に闇落ち結末ルートをギリギリ避けることになりまして、正統派の御坂美琴が戻ってきたのでした。闇落ちを免れ、愛しの男性に助けられた御坂美琴、恍惚の表情にやられる男性ファンが多数…。
御坂美琴の闇落ち②対魔術式駆動鎧アンチアートアタッチメント/AAA(新約15巻)
『禁書』において、美琴は上条たちを助けるための戦闘中、成り行きで対魔術式駆動鎧(アンチアートアタッチメント/A.A.A.)という複合兵器を入手します。
このA.A.A.、そして魔神等との接触により、美琴は一時戦闘狂のようになってしまい、闇落ちの一歩手前の状態に陥ります。
完全に闇落ちしてしまった訳ではありませんが、そうなってしまう可能性を作中でも示唆されており、予断を許さない状況です。
この時期、御坂美琴は悩んでいました。自分はレベル5とはいえ、上条当麻と比べたら明らかに自分は実力不足であることは実感している。でも、上条の側にいたい…。
そんな闇を抱えていた最中に、魔術兵器を見つけ、精神力の弱さが理由で使ってしまったのでした。
上条の隣に立てるような力が無い、どうしようって悩んでたらちょうど魔術師に襲われて、魔術使えばええやんってなった
御坂美琴が使用したAAAは、対魔術用に作られた兵器です。アレイスターの目的「魔術の撲滅」を体現したものです。A.A.A.の本質は、魔術に対する絶対的優位性です。
装備の種類はブースター、ガトリング砲、連射砲、大型ミサイルコンテナ、火炎放射器、レーザービーム、ドリル、液体窒素など多岐に渡ります。
A.A.Aにはオリジナルパーツもあり、御坂美琴が自分用にチューニング、アレンジした改良型も存在します。
A.A.Aは、御坂美琴が木原唯一との交戦で倉庫に不時着した際に発見しました。
この時の御坂美琴は「魔神」や「共鳴」との接触で精神に異常をきたしており、後戻りできないことを理解しつつ、強引に兵装ユニットを装着しその力で木原唯一を消しとばしたんです。
この精神の不安定具合、戦闘狂一歩手前になった様子や言動から闇堕ち寸前とまで言われており、上条当麻もA.A.A装着時の御坂美琴の姿から「悪魔」を連想しています。
これはコアが魔術に関わる武器であるため、能力者がAAAを使用すれば莫大な負荷が体にかかります。それはもちろん、御坂美琴であっても同じです。
結末としては、闇落ち寸前でどうにか踏みとどまりました。御坂美琴は、AAAの使用によって鼻血が出ていましたが、むしろ鼻血だけで済んで運が良かったといえるでしょう。
【コラム】ペンデックスと闇堕ち御坂美琴ってどっちが強い?
どっちでも良いかもしれませんが(笑)、自動書記モードのインデックス(ペンデックス)と闇落ち御坂美琴のいずれが強いのか気になる人もいるようです。
実際に両者が対峙して戦ったことはないので、正解は分かりませんけれども、ファンの意見としては「ペンデックスの方が強い」派の方が多いですね。
とりあえず御坂美琴が可愛すぎる!妹との絡み
禁書における重大ヒロインの1人である御坂美琴はツンデレ属性が可愛すぎる(※重要)わけです。
メインのインデックスの2番手(争いあり)として、頻繁に本編に関わってきます。
当初は、レールガンを上条に打ち消されたことで躍起になっていただけのお子様染みたキャラクターでした。しかしながら、だんだん「デレ」の部分が出て来て今ではすっかり恋する乙女な御坂美琴を見ることができます(可愛すぎる)
「超電磁砲」の方では、主人公として「かっこいい」場面が描かれることが多いです。しっかりした先輩としてのキャラクターはかなり様になっています。
その反面で、食蜂のような自分と同じように力のある人間に対しては子供っぽくイラついてみたりする顔を持っていて、その"等身大"な姿が人気の秘訣でもあります。
「禁書」の方では、より「弱さ」「健気さ」が描かれることが多いですね。うむ、デレ要素が素晴らしい。
御坂美琴と妹達との絡みも可愛すぎるんですよね。幼稚に缶バッジを取り合う様子を覚えている方も多いはず。まさに癒し…。
…この後の悲劇は考えないようにしましょう(泣)