男性ファッション誌『FINE BOYS』の専属モデルとして芸能界デビューを果たし、ドラマ、映画、舞台、時には歌手など、マルチな才能を発揮する杉野遥亮さん!

2023年放送の実写ドラマ『ばらかもん』では主演を務め、書道未経験にも関わらず先生に「センスがある」とベタ褒めさせ、その演技っぷりから「ハマり役すぎる」などと話題になりました。

今年7月からスタートする新ドラマ『マウンテンドクター』でも主役を務めるなど、今最も注目される俳優と言っても過言ではありません。

そんな杉野遥亮さんですが、実家がお金持ちなのでは?という噂が立っています。

今回はそんな噂の発端と実際のところについて迫りたいと思います。

杉野遥亮の実家は金持ちといわれているが実は普通の家庭

出典:モデルプレス

まずは、杉野遥亮さんについて掲載されている情報や自身の発言などから読み解いていきたいと思います。

杉野遥亮さんは実家が金持ちだと噂されているものの、実際は普通の家庭なのだそうです。

実家は千葉県八千代市

杉野遥亮さんの実家は千葉県八千代市というところにあります。

その中でも杉野遥亮さんは、『八千代市立大和田西小学校』に通っていたとされており、Google Earthにて周辺を見回したものの、これといって特徴的な雰囲気は見られず、これらの情報から直接的に〝お金持ちである〟と結びつけるのは難しいと感じました。

公立中学・公立高校出身

では、杉野遥亮さん通っていた中学校や高校からはどうでしょうか?

杉野遥亮さんが通っていた、中学校や高校は以下の通りです。

・千葉県八千代市立大和田中学校
・千葉県立佐倉高校

どちらも公立の学校である事から、こちらもお金持ちと紐付けることはできません。

しかし、千葉県立佐倉高校は難関国公立や早慶へも毎年合格者を出している学校であり、偏差値は70以上。

様々な高校を合格できる学力がありながら、公立高校を選んだということはわかります。

金持ちエピソードを探しても特に出てこない

杉野遥亮さんの過去のエピソードからも直接的なことは出てきませんでした。

出典:Youtube

しかし、1年程前に人気雑誌『CanCan』でのインタビューで子供の頃の夢を聞かれた際に、「お金持ち」「社長」と答えており、子供の頃の夢は家庭環境や憧れを抱くものからの影響がシンプルに反映されるため、少なくとも自身がお金持ちであるという認識は無かったのではないかと伺えます。

出典:Youtube

また、『めざまし8チャンネル』にて古市憲寿さんのインタビュー受けた際に、「芸能界に入ったときに目標がなかった。とりあえず〝売れる〟であったり〝お金が欲しい〟を目標に置いた。」と答えています。

しかしながら続けて、「お金をもらった時、何に使えばいいかわからなかった。お金が欲しかったわけではなかったんだと気づいた。」とも語っており、杉野遥亮さんの幸福としての価値の中に、あまりお金が関与していないこともわかります。

もし貧しい家庭環境で育っとあれば、お金に対してのハングリーさがみられるはず。

なのでこれらから、お金持ちであった認識もなければ、逆に貧しい家庭環境で育った訳でもないということが伺えます。

杉野遥亮の実家が金持ちだと噂された理由

では一体、杉野遥亮さんは何故お金持ちだという噂が立ったのでしょうか?

その理由を5つにまとめてみました。

理由①御曹司役を演じた時のイメージが強いから

出典:クランクイン

一つ目は、2022年に放送されたドラマ『ユニコーンに乗って』にて、御曹司役を演じたことにあるのではないか?と言われています。

演技はもちろんのこと、爽やかなルックスと高身長な事から「ハマり役」と話題を呼びました。

また、ネット上で調査された〝御曹司役がハマるイケメン俳優ランキング〟にて3位に入っており、「顔立ちが上品で、いかにも御曹司」「杉野遥亮さんに御曹司役を絶対にやってもらいたい」「笑顔が人懐っこいのでツンデレな御曹司役とかやってくれたら…」といった視聴者からの声が寄せられていました。

ファンや視聴者の中に、〝杉野遥亮=お金持ち〟という印象があり、そのイメージが先行してしまったのかもしれません。

理由②習い事をたくさんしていたから

二つ目は、習い事です。

杉野遥亮さんは子供時代、バスケットボール、水泳、ドッジボール、塾など様々な習い事をしていたそうで、2021年『CREA』でのインタビューにて「小さいころは、気になる習い事があったらやりたいって言ってはすぐ辞めてっていう繰り返し。何事も長くは続かなかったなあ。」と語っていました。

とにかく色んなことに興味があったようで、始めてみては違うと言って辞めての繰り返しだったようです。「長く続けたといえばバスケくらい」「けど、それも割と仕方なくというか、…(略)…後ろ向きな理由だった」と幼少期の習い事に関するコメントをしたことがあります。

ちなみにですが、「割と仕方なく続けた」と語られているバスケでは、映画『春待つ僕ら』にて、〝仕方なく〟とは思えないほどの華麗なプレーをされていました。

出典:Youtube

インタビュー内での「やりたいと言ってはすぐ辞めて」から子供のやりたいという気持ちを信じ、なんでも挑戦させていたご両親の愛情も伺えますが、何度も習い事に挑戦させてあげられる裏付けには、経済的な余裕があったからなのでは?という噂がが立つのにも頷けます。

理由③私立中学を受験しようとしていたから

三つ目は私立中学を志望していたことです。

ドラマ『ばらかもん』のインタビューにて「いきなり中学受験をしたくなって、塾に通って勉強を頑張った時期もあるし」と語っており、私立中学を志した時期があることがわかります。

また、テレ東プラスにて渡邊圭祐と対談した際に「もちろん授業もちゃんと受けていましたよ。勉強も負けたくなかったし...先生に褒められたい一心で」「小学生って意外と現実的だよね」と自信を振り返りながら語っていることから、小学生の時点で自身の現状を把握でき、実際に私立中学に行くことのできる学力があったこともわかります。

結局、「友達とバスケがしたいから」という理由で公立中学に進学しますが、現実的な考え方のできる小学生であったことがわかる杉野遥亮さん。家の金銭的にも私立中学に行くことができると認識していたのではないでしょうか?

私立中学に行こうとしていたということは、それだけの経済的余裕のある「お金持ち」な家庭で育っていたのではないか?と考えた視聴者が多かったのかもしれません。

理由④私立大学へ進学したから

出典:大成建設

四つ目は、杉野遥亮さんの進学先が私立大学であったことです。

杉野遥亮さんは、「MARCH」の一つで、難関私立大学とされている法政大学の社会学部に入学されていますが、あまり気持ちの入った進学ではなかったそうです。

中学時代は、学年一位になるなど勉強を頑張っていたそうですが、高校では赤点を取ったりと成績も良くなかったとのこと。

しかし、偏差値70を超える佐倉高校。〝国公立大や有名大学以外は認めない〟と無言のプレッシャーがあったこともあり、仕方なくと受験したセンター試験は全滅してしまい、学校や塾にも内緒でこっそりと受けた法政大学にのみ合格します。

しかし、大学進学に対してあまり乗り気でなかったこともあり、この先行きたくもない企業にエントリシートを何十枚と書くなどやってられない…と思い中退。

その際、芸能界でやっていこうと決意したそうです。

これらのことから、私立大学に通っていたことは事実であり、また子供が自身の意思で中退をするといった選択ができる背景から、お金持ちであるという噂が立ったのかもしれません。

理由⑤落ち着いていて育ちが良さそうだから

出典:TopCoat

五つ目は育ちの良さが垣間見えることにありました。

杉野遥亮さんは上記のYotubeインタビューでも、自身のペースでお話をされる印象で非常にマイペースな性格であることが伺えます。

ドラマなどでも、落ち着いた印象を与える役を演じる機会が多い杉野遥亮さん。

そういった印象の裏側には、幼少期にゆとりを持った暮らしができていたからではないか?と考えることができます。

杉野遥亮の家族構成

続いては、家族構成について迫ってみたいと思います。

杉野遥亮の家族構成

調べてみたところ、杉野遥亮さんは、父、母、弟の4人家族です。

家族についての詳しい情報は出てきませんでしたが、杉野遥亮さん自身から語られた家族のエピソードなどから紐解いていこうと思います。

父親

『JAFMate』でのインタビューにて「父親の実家が宮崎で」と語っており、杉野遥亮さんの父親は宮崎県の出身であることがわかり、千葉からの帰省の際は、行き2泊帰り2泊の長旅をずっと運転してくれていたらしく家族に対し、とても献身的であることがわかります。

さらに、以前使用されていた杉野遥亮さんのツイートに、実家に帰ると父親が「今日はツイートしないのか?」と聞いてくると投稿しており、ほほえましい光景が目に浮かびます。

投稿すると杉野遥亮さん以外のスマホから通知音がするのだとか。笑

杉野遥亮さんが投稿すると通知が来る設定にしているということですよね。とっても親子仲が良好そうです

また『JUNON TV』でのインタビューにて父親から教わったことは?と聞かれた際に、「ためになったなと思うのは、受験勉強のやり方とかですかね(笑)」「子どものころに父親から言われたことは、僕のなかで正解だなと思うことが多かった」と語っています。

父親は頭で考えて行動するのが苦手なタイプだそうですが、杉野遥亮さん自身も同じタイプで似ていると思うところが多いのだそう。

父親に関するコメントからも分かる通り、杉野遥亮さんはとても父親を信頼していて尊敬しているような感じがします。

母親

母親に対しての直接的な内容は出てきませんでしたが、杉野遥亮さんの過去のツイートに、「昨日実は生まれて初めて胸焼けしまして」「実家のご飯が食べたいと思った次第です。」と投稿していたことがあり、母親の味を思い出している光景が読み取れます。

他のインタビューでも、母親の料理の「なすのお浸し」が美味しかったと回答していたことがあり、とってもお料理上手なお母様なのですね。

といった投稿もされており、お互いを思いあう暖かな家族であることが考えられます。

兄弟

杉野遥亮さんには、2歳年下の弟がおり、〝大和〟さんというお名前だそうです。

2013年時点では、習志野市立習志野高校でバスケットボール部に入部していたとされており、バスケットボールも相当上手かったそうです。

出典:X(旧Twitter)

ちなみに、この写真の右奥が弟さんでは?と噂されています。

その他にも、『Oggi』でのインタビューで兄弟仲について問われた際に、「ちょっと前までめちゃくちゃ悪かったんですよ。」とコメントしています。ことあるごとに喧嘩していたとか。

リビングで弟がテレビを見ているだけで腹が立っていた時期もあったとか…。

今でも特別そこまで連絡を取ることはないそうですが、以前より関係性は落ち着いた様子です。男兄弟ならではの不思議な関係性なのですね。

出典:Yahoo画像検索

SNSでは弟さんの後ろ姿の写真と共に、「先日、気が向いたので弟と久し振りに会いました。2人で会うのはほぼ初めてのことでした。」と投稿されていました。2人の間に何があったのかは分かりませんが、大人になるにつれて、心境の変化もあったのでしょう。

ただ、本気で不仲であれば会うこともないですし、後ろ姿の写真であれアップすることはないはずです。何とも言えない不思議な関係性ではありますが、一言では表しづらい複雑な兄弟愛があるのかもしれませんね。

祖父

杉野遥亮さんの祖父は、書道の先生であり、〝りょうすけ〟さんというお名前だそうです。

杉野遥亮さんの〝ようすけ〟というお名前は、父親が祖父と似た名前にしたかったからとされております。

杉野遥亮さん自身は祖父から習字を習ったことはなくほぼ素人であったが、TVドラマ『ばらかもん』のタイトルの文字を自身で書かれており、そのセンスは祖父譲りでは?と考えることができます。

出典:コミックナタリー

また、杉野遥亮さんは以前『ぴあ映画』のインタビューで、祖父が亡くなった時のことを語っていました。「祖父が亡くなったときはとても泣きました。忘れもしない高3のときです。」と語り、大学受験の直前の時期だったとか。まさに絶望だったと。

自分の中で最もほっとする方だったそうで、一緒にいると安心できる存在だったのだそうです。自分と同じ空気感をまとっているお爺ちゃんが大好きだったとか。

幼少期からおじいちゃん子であり、マイペースな性格などは祖父譲りであることがわかります。

杉野遥亮が実家で過ごした幼少期のエピソード

出典:Yahoo画像検索

杉野遥亮さんの幼少期についてまとめてみました。

小学生の頃は、家でゲームをするよりも外で遊ぶなどやりたいことに溢れる活発な少年であり、学級委員長や選手リレーに積極的に参加するなど、何をするにも負けたくないといった負けず嫌いな性格であったようです。

バレンタインには本命ちょこを2個もらうなど、〝モテ男〟としての片鱗もみられた様子。

中学生では、バスケットボールをしつつ、勉強では学年一位。

さらには、塾に通い英語が得意だったことからスピーチコンテストに出場などその優秀さにいっそうの磨きがかかっていたそうです。

恋愛面では、「中身を知られると好きになってもらえない」と語っており、初対面キラーであったことがわかります。

幼少期から、優秀であった杉野遥亮さん。

しかし、その一方「もういいや、とぷつんと切れてしまうことがある」などとも語っており。華々しさの裏側には、側からは見えぬ重圧などがあったのかもしれません。

杉野遥亮の家族仲は良好

家族構成で触れたように、家族仲は良好のようです。

テーマである〝実家がお金持ちである〟という根拠は掴めませんでしたが、数多くの習い事や私立大学への進学などは、お金があったからというには理由に乏しく、純粋に杉野遥亮さんへの両親から期待の表れではなかったのか?と推測します。

そしてその期待に努力で応え続けた杉野遥亮さん。大学での中退は、誰かの期待に応える人生から、自身のやりたいようにやる人生への過渡期であったと思われます。

芸能界入りをしてからも活躍を続ける、杉野遥亮さん。

その持ち前の一生懸命さで、ますますの活躍を願います。

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